MATHIEU ZAZZO/NME

Photo: MATHIEU ZAZZO/NME

ピート・ドハーティが、ファッション・ブランドのザ・クープルスに対して、本物の毛皮を使うのをやめるよう求めている。

かつて同ブランドのコレクションをデザインしたことのあるピート・ドハーティだが、熱のこもった公開書簡で、アライグマやキツネ、コヨーテの毛皮を使った洋服の販売を会社にやめるよう強く求めている。

「最近はそれほどショックを受けることはありませんでした。でも、動物愛護団体PETAが明かした毛皮動物飼育場の実態の暴露映像を見たら……心の底からショックを受けたんです」とピート・ドハーティは綴っている。「そこにいる動物に対して生きているあいだ中、拷問が溢れているのは明らかです……それとも、すべてはファッションのためでしょうか? まったくもって馬鹿げています」

動物愛護団体PETAは、つい先日、毛皮動物飼育場で感電、ガス、毒によって殺されるまで、どのように動物が金網の檻に閉じ込められて、過ごしているかを公開している。

ピート・ドハーティはザ・クープルスに対して次のようも求めている。「アンゴラヤギの毛の使用禁止を広げて……すべての動物の毛皮に対してもその苦しみに関心を見せてください」

ピート・ドハーティの公式書簡の全文はこちらから。

http://www.peta.org.uk/wp-content/uploads/2016/03/PeterDohertyLetterKooples.pdf

現在、セカンド・ソロ・アルバムの仕上げを行っているピート・ドハーティだが、5月にUKで5公演をのライヴを行うという。ツアーは、5月11日のブリストル・アカデミーでの公演からスタートし、グラスゴーのバロウランド、マンチェスターのアルバート・ホール、そして東ロンドンのハックニー・エンパイアでは2公演が開催される。

ツアー日程は以下の通り。

Bristol, Academy (May 11)
Glasgow, Barrowland (May 13)
Manchester, Albert Hall (May 17)
London, Hackney Empire (May 19-20)

現在はザ・リバティーンズでヨーロッパ・ツアーを行っており、4月3日にはカール・バラ―と共にジョン・ケイルによる『ヴェルヴェット・アンダーグラウンド&ニコ』再現ライヴに出演する予定となっている。

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