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U2のフロントマンであるボノはサプライズでリリースされたEP『デイズ・オブ・アッシュ』と2026年後半にリリースが予定されているニュー・アルバムの違いについて語っている。

U2は日本時間2月19日に6曲を収録したEP『デイズ・オブ・アッシュ』をリリースしている。収録曲のうち4曲は母親、父親、10代の少女など、残酷にも人生を奪われた個人について歌われている。ミュージシャンでありながら、祖国の自由のために兵士になった人物についても歌われている。

EPのリリースと共にU2のファンクラブ誌『プロパガンダ』が一回限りのオンライン・マガジンとして復活しており、そこに掲載されたインタヴューでボノはEPとリリース予定のアルバムの違いについて言及している。

ボノは次のように語っている。「アルバムの候補曲は、EP『デイズ・オブ・アッシュ』のために選んだ曲とは雰囲気もテーマも大きく異なっているんだ。嘆きよりも祝福の曲が多くなっている。EPに収録されている曲はすべて現在の不安に対するリアクションとなっている。反射的なものもあれば、熟慮されたものもある。どの曲もある陣営を苛立たせたりするかもしれないけど、それも僕らの仕事なんだよ」

「私たちを取り巻く世界を描写することもU2の仕事には含まれる。最近のプロジェクトで記録してきた外向きの生活も内向きの生活もね。このEPとはそういうもので、それで独自のEPになったんだよ」

「1977年にバズコックスがリリースした『スパイナル・スクラッチ』のような素晴らしいEPを聴いて、大人になったことも付け加えておきたいね。現在制作中のLP/アルバムは、音楽的なムードや物語性が大きく異なり、この不安な時代にふさわしい、より挑戦的で喜びに満ちた雰囲気になっている。今日リリースされた曲というのは肥沃な火曜日というよりは灰の水曜日という感じだよね」

ボノはEPについてプレス・リリースで次のように述べている。「この1年、4人で再びスタジオに入り、スリリングな時間を過ごした。『デイズ・オブ・アッシュ』の曲は、今年後半にリリース予定のアルバム収録曲とは雰囲気もテーマも大きく異なっている。これらは、世に出るのを待ってはいられない衝動から生まれた、反抗と失意、そして嘆きの楽曲だ。この先には祝福の歌も出るが、今まさに取りかかっているところだ。僕たちが毎日、小さな画面越しに”当たり前”みたいに見せられている痛ましい出来事……そんな狂った、人を狂わせる時代が当たり前なわけがない。まずは僕ら自身がそれに立ち向かわなければ、未来を信じることも、互いを信じることもできない。“もし希望が持てる可能性があるなら、それは義務だ……”、この一節はレア・イピから借りた。笑いもあったらいいね。ありがとう」

ラリー・マレン・ジュニアは次のように続けている。「僕たちの新作を聴きたい人がいるのかどうかは問題じゃない。自分たちが“これは聴かれるに値する音楽だ”と思えるものを作れているかどうかなんだ。今回の新曲は、これまでの僕たちのベストの作品に並ぶ出来だと自負できる。いつ出すべきかはいつも話し合うけど、正解はわからない。ただ、今の世界の状況を見ていると、今が出すべきタイミングなのだと感じる。バンドのごく初期から、アムネスティやグリーンピースと関わってきたように、自分たちの立場を示すことから逃げたことは一度もない。そのせいで厄介なことになることもあったし、何らかの反発は必ずある。だがそれこそが僕たちを形作っている大きな部分であり、今もこうしてバンドが続いている理由なんだ」

EPのストリーミングはこちらから。

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