
Photo: Parker Day
フライング・ロータスは3月6日に新たなEP『ビッグ・ママ』をリリースすることを発表している。
EP『ビッグ・ママ』は自身のレーベルであるブレインフィーダーからは正式リリースとして記念すべき第一弾作品となる。
プレス・リリースではEP『ビッグ・ママ』について「実験的で、マキシマリストで、超高速なエレクトロニック・エネルギーの爆発」と評されている。
収録される7曲はループのない「連続した構成」として、すべての小節が異なるという大胆なアプローチが取られている。フライング・ロータスはプレス・リリースで次のように語っている。「大砲から撃ち出されたみたいな感覚にしたかった。ただただ爆発的で、予測不能なエネルギー。完全にバグったコンピューターみたいな、正気を失った機械のような感じだね」
EP『ビッグ・ママ』はフライング・ロータスが長編映画『ASH』のサウンドトラック制作のため、隔離生活を送っていた時期に制作されたという。
「ひとりで丸ごとサウンドトラックを作るという、大げさに拡張された時間感覚の中にいた感じだった。その反動で、直前にやっていたこととはまったく違うことがしたくなった。このプロジェクトを始めて、内側に溜まっていたカオスを吐き出せる場所を見つけたような解放感があった」
フライング・ロータスは次のように続けている。「自由で、生きている感じにしたかった。サウンドデザインとして考えて、予測不能で圧倒的な密度を持つものを作りたかったんだ。音楽がどんどん“完璧”で無菌的になっていく中で、電子音楽における“人間らしさ”をどう残すか、それを考え続けたい」
アートワークはイラストレーターのクリストファー・イアン・マクファーレンが担当しており、フライング・ロータスは幼少期に親しんだカートゥーンへの共通の愛を通じて彼と意気投合したという。「『レンとスティンピー』とか、サタデー・ナイト・ニコロデオン(SNICK)みたいな感じ。俺と同世代なら分かるはず(笑)。とにかく才能ある人で、ずっと一緒に仕事したかったんだ」
フライング・ロータスは自身のレーベルからのリリースとなることについて次のように語っている。「自分が作ったレーベルと、もっと近い距離で一緒にやるタイミングだと思った。グラミーにも何度も行ったし、大きな作品とも肩を並べてきた。いい環境を築けたと思うし、もう十分その時が来たんじゃないかな」
フライング・ロータスは映画『ASH』のサウンドトラックが昨年3月にリリースしている。
サウンドトラックのストリーミングはこちらから。
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