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レッド・ホット・チリ・ペッパーズは新たなドキュメンタリー作品がネットフリックスで3月20日に配信されることについて声明を発表している。
ベン・フェルドマンが監督を務める本作は『ザ・ライズ・オブ・ザ・レッド・ホット・チリ・ペッパーズ(原題)』というタイトルで、公式ログラインによると「気骨ある形成期」と「オリジナル・ギタリストであるヒレル・スロヴァックの唯一無二のヴィジョン」を深く掘り下げたものになるという。
アンソニー・キーディス、フリーのほか、ヒレル・スロヴァックに近かった人物のインタヴューが収録され、「幼馴染みの友人関係の深い絆」とロサンゼルスの音楽シーンにおける初期の日々に焦点が当てられるとされている。
「ネットフリックスと組んで『ザ・ライズ・オブ・ザ・レッド・ホット・チリ・ペッパーズ』を世界規模の視聴者にお届けできることを本当に光栄に思います」と監督のベン・フェルドマンは述べている。「その核心には深く共感できる物語があります。アイデンティティを形成することになった友情、思春期に築かれた絆の変わらない力。共感しにくいのは、ここで描かれている友人たちが後に歴史に残る偉大なロックバンドの一つを結成することになるという事実でしょう。バンドとヒレル・スロヴァクの御家族が寄せてくれた信頼と寛大さに、この物語を世界へと届けてくれたネットフリックに深く感謝しています」
しかし、レッド・ホット・チリ・ペッパーズもバンドとして声明を発表しており、このプロジェクトから距離を置く姿勢を示している。
「1年ほど前、ヒレル・スロヴァクに関するドキュメンタリーのインタヴュー依頼を受けました。彼はグループの結成メンバーで、偉大なギタリストで、友人でした。ヒレル・スロヴァクとその思い出への愛と敬意からインタヴューに応じることにしました」とレッド・ホット・チリ・ペッパーズは述べている。
「しかし、このドキュメンタリーはレッド・ホット・チリ・ペッパーズのドキュメンタリーと宣伝されています。そうではありません。クリエイティヴ面で私たちは関与していません。私たちはレッド・ホット・チリ・ペッパーズのドキュメンタリーは作っていません」
「この度ネットフリックスで配信される番組の中心はヒレル・スロヴァクであり、彼の作品への関心が高まることを願っています」
アンソニー・キーディスは2022年に『NME』のインタヴューでヒレル・スロヴァクの影響について次のように語っている。「ヒレル・スロヴァクのエネルギーというのは本当に決して消えたことはないんだ」
「最初の年の最初のアルバムにヒレル・スロヴァクが参加してくれていたらと思うよ」とアンソニー・キーディスは語っている。「1984年にいくつかテレビに出演したんだけど、それを観て思うのは『くそ、ヒレルがいてくれたら良かったのに。彼がバンドの生みの親なんだ。彼の子どもなのに』ということだよね」
「とにかく、なるようにしかなるようにならないわけだけど、人生はそういうものだからね。でも、ヒレルは今も心にいるんだ。30年、40年、50年、60年、100年経とうがね」
レッド・ホット・チリ・ペッパーズのベーシストであるフリーは3月27日にソロ・アルバム『オノラ』をリリースすることが決定している。
アルバムにはプロデューサー/サックス奏者のジョシュ・ジョンソン、ギタリストのジェフ・パーカー、ベーシストのアンナ・バターズ、ドラマーのディーントニ・パークスも『オノラ』バンドとして参加している。さらにマウロ・レフォスコ(デヴィッド・バーン、アトムス・フォー・ピース)やネイト・ウォルコット(ブライト・アイズ)らも参加している。
アルバムはフリーがトランペット奏者としての初期のルーツに立ち返り、長年愛してきたジャズに傾倒した内容となっている。先日、公開されていた“A Plea”でフリーはヴォーカルとベースとトランペットを担当しており、歌詞はアメリカ全体に及ぶ政治的不安に光を当てたものとなっていた。
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