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ブルース・スプリングスティーンはトム・モレロがミネアポリスで行ったチャリティ・ライヴに出演して、アメリカ移民関税執行局に対するプロテスト・ソングである“Streets Of Minneapolis”を初披露している。

レネー・ニコル・グッドとアレックス・プレッティがアメリカ移民関税執行局による銃撃で亡くなったことを受けてトム・モレロはミネアポリスで行われるこのライヴについて「結束と抵抗のコンサート」と評していた。

37歳のレネー・ニコル・グッドは現地時間1月7日にアメリカ移民関税執行局の捜査官であるジョナサン・ロスによって射殺されている。同じく37歳のアレックス・プレッティは現地時間1月24日にレネー・ニコル・グッドの殺害現場から1マイルも離れていない場所で5秒間で10発の銃撃を受けて亡くなっている。二人ともアメリカ国民で、アレックス・プレッティはレネー・ニコル・グッドの死を受けて展開されていた抗議活動に参加していた。

ミネアポリスのファースト・アヴェニューで開催されたライヴはレネー・ニコル・グッドとアレックス・プレッティの遺族のために資金を募るもので、ブルース・スプリングスティーンはサプライズで出演している。

ブルース・スプリングスティーンは“Streets Of Minneapolis”を演奏する前にこの曲を書き、レコーディングし、すぐにトム・モレロに送ったとして、「説教臭かったりしないか」と心配していたと語っている。

「そうしたらトム・モレロに『ブルース、ニュアンスは素晴らしいが、時には痛烈に言わなければいけないこともある』と言われたんだ」とブルース・スプリングスティーンは語っている。「この曲はミネアポリスの人々、ミネソタ州の人々、素晴らしい国であるアメリカ合衆国の人々のための曲だ」

観客が撮影したパフォーマンス映像はこちらから。

その後、ブルース・スプリングスティーンはトム・モレロと共に小説『怒りの葡萄』を題材とした“The Ghost of Tom Joad”を披露している。

ドナルド・トランプ政権は“Streets Of Minneapolis”に反応をしめしており、「見当違い」だと批判している。

ホワイト・ハウスのスポークスパーソンであるアビゲイル・ジャクソンは次のように語っている。「ドナルド・トランプ政権は連邦法執行官と協力して危険な不法犯罪者を地域社会から排除するため、州や地元の民主党議員に対してはたらきかけを行うことに注力しています。見当違いの意見と不正確な情報を含む無作為の歌には関心がありません」

ブルース・スプリングスティーンは地元ニュージャージー州で行われたライヴでアメリカ移民関税執行局に対して「ミネアポリスから出ていけ」と語っている。

「今は非常に危機的な時代に暮らしている」とブルース・スプリングスティーンは語っている。「アメリカ合衆国が250年間にわたって掲げてきた理想と価値が現代においてかつてないほど試されているんだ」

ブルース・スプリングスティーンは最近のニュースにも目を向けている。「法の力を信じ、誰もそれを超えることはできないと考えるなら、重武装の連邦軍がアメリカの都市に侵攻し、ゲシュタポのような戦術を用いるのに反対するのなら、アメリカ人として持つ抗議の権利を行使したために殺されるのは不当だと考えるのなら、ミネアポリスの市長が言ったように、アメリカ移民関税執行局はミネアポリスから出ていけと大統領にメッセージを送ってくれ」

トム・モレロは昨年8月にアメリカ移民関税執行局に抗議するためのプレイリスト「ファックICE」も公開している。

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