ザ・コーラルやザ・クークス、リアム・フレイといったアーティストが、先月スウェーデンで交通事故によって全員が亡くなったヴィオラ・ビーチを讃えるライヴに出演するという。
多くのバンドやアーティストがバンドとマネージャーのクレイグ・タリーを追悼するために、4月2日にウォーリントン・パー・ホールで開催されるライヴに出演する予定となっている。
ソールド・アウトとなっているこのライヴは、ザ・コーラルやコーティナーズのフロントマンであるリアム・フレイのほか、ザ・クークスがアコースティック・セットで出演する。ヴィオラ・ビーチは以前コーティナーズのサポート・アクトを務めており、ブロッサムズのオープニング・アクトを務める予定となっていた。ブロッサムズも4月2日のライヴに出演する。出演者は、エリザ・アンド・ザ・ベアー、ヒドゥン・チャームス、ザ・ヴリル・ソサエティ、ザ・ストロベリーズ、サイブリングスといったラインナップで締めくくられている。ライヴのすべての収益はバンドとマネジャーの遺族に渡されるという。
スウェーデンの交通調査局は、バンドが亡くなることとなった事故は故意のものだと考えていると思われるコメントを出すことになっている。
ツアー中だったヴィオラ・ビーチはスウェーデンの首都ストックホルムで市内の橋から約24メートル下の運河に転落する事故が発生しており、クリス・レナード、リヴァー・リーヴス、トーマス・ロウ、ジャック・ダキンという4人のメンバーとマネージャーのクレイグ・タリーが亡くなっている。警察は誰が運転していたか、明らかにしていない。
ヴィオラ・ビーチのシングル“Swings & Waterslides”は、追悼の意を表してチャートの1位を獲得させようとするキャンペーンを受けてUKシングル・チャートの11位に入っている。
ヴィオラ・ビーチの所属レーベルであるコミュニオンは、シングルの売上から得た収益はバンドメンバーとマネージャーの遺族の手に渡ることを明らかにしている。
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