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ザ・クークスのルーク・プリチャードはアークティック・モンキーズと共にデビュー・アルバムが20周年を迎えたことについて語っている。

ザ・クークスとアークティック・モンキーズは同日の2006年1月23日にお互いデビュー・アルバムをリリースしている。アークティック・モンキーズの『ホワットエヴァー・ピープル・セイ・アイ・アム、ザッツ・ホワット・アイム・ノット』はデビュー・アルバムとして36万枚を超える最多の初週セールスを記録している。

一方、ザ・クークスのデビュー・アルバム『インサイド・イン/インサイド・アウト』は全英アルバム・チャートで初週9位にランクインしており、最高位2位を記録している。

当時、ザ・クークスはアークティック・モンキーズのおかげで自分たちのデビュー・アルバムもその年で最も成功したアルバムの一つになったと賛辞を寄せていたが、今回、ラジオXのインタヴューでルーク・プリチャードは両バンドはまったく違うから競争は存在しなかったと語っている。

「ザ・クークスがあんなにもビッグになるとは思っていなかったから、あんまり考えていなかったんだ」とルーク・プリチャードは語っている。「僕らは小さなレコード契約だった。みんながアークティック・モンキーズのことを話題にしていた。僕たちのことを話題にしている人はいなかった。だから、競争関係にあるなんて特に思わなかったんだよ」

ルーク・プリチャードは両バンドの間にはお互い相互理解があったと振り返っている。「彼らも僕らのライヴに来てくれたし、僕らも彼らのライヴに行っていたんだ。まあ、知り合いだったんだよ」

「今にして思えば、面白いことに似たようなシーンだったんだけど、僕らはまったく違うと感じていたんだ。当時はまったく違う場所にいたんだよね」とルーク・プリチャードは続けている。「僕にとっては彼らがラップ・ミュージックをやっているような感じだったんだ。ロックンロール・ラップだよね。すごくタフで、インダストリアルとも思える部分もあった。アルバムはいろんなものが混ざっていて、インダストリアルな感じもあり、僕らのほうはもっとあたたかみがある内容だったんだ」

スタイルの違いはあれど、ルーク・プリチャードはこの節目を共に迎えて、イギリスの音楽史の一部となれたことを「誇りに思う」と語っている。

「今から振り返ってみると、彼らと同じタイミングだった自分たちを誇りに思うよ。音楽にとって素晴らしい時期だった。当時も、今もあのアルバムが大好きだしね。あのおかげで当時は多くのキッズがギター・ミュージックに夢中になったし、それは今も続いているよね」

「だから、彼らとは仲間意識があるんだ。そんな快挙の一部になれて素晴らしいよ」

昨年、ルーク・プリチャードは両バンドの重なる歴史とアレックス・ターナーとの確執について振り返っている。2008年、ルーク・プリチャードはアレックス・ターナーの顔面を蹴ったことがあると語っていた。

ルーク・プリチャードは当時次のように語っている。「アークティック・モンキーズとは初めて会った時から変な関係だったんだよ。ステージ上でアレックスが僕のエフェクターからシールドを抜こうとしたから、顔面を蹴らざるを得ないことがあったんだ」

「アレックスと仲直りしようとしたけど、彼は背を向けて立ち去ってしまった。彼らには傲慢なところがあったと思う」とルーク・プリチャードは語っており、この発言は「宣伝のための必死の試み」としてアークティック・モンキーズのファンから批判が寄せられることとなっていた。

しかし、ルーク・プリチャードは2025年の『デイリー・メール』紙のインタヴューで二人の確執について自身の見解を改めて語っている。「個人的なレベルではライバル関係はまったくなかったんだ。彼らのことはリスペクトしていたし、彼らもリスペクトしてくれていたと思う。よく一緒になるけど、何も問題はないよ」

ルーク・プリチャードは次のように続けている。「顔を蹴ってしまうようなこともあったけど、ファースト・アルバムの頃に一緒にツアーをする予定だったんだけど、実現しなかったんだよね。彼らが僕らのライヴに来てくれて、そこでちょっとした出来事があったんだけど、基本的には楽しかったんだ。クレイジーな時代だったんだよ」

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