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ジョーディー・グリープは享年26歳で亡くなったマット・クワシニエフスキ=ケルヴィンに追悼の意を表している。
訃報は現地時間1月12日にブラック・ミディが所属していたレーベルであるラフ・トレードは遺族による声明を公開しており、マット・クワシニエフスキ=ケルヴィンがメンタル・ヘルスの問題を抱えていたことが明らかにされていた。
「深い悲しみと共に遺族はマット・クワシニエフスキ=ケルヴィンが長いメンタル・ヘルスの闘病の末に亡くなったことをお伝えします」と声明には記されている。「才能あるミュージシャンで、やさしく愛すべき若者があらゆる努力の甲斐なく、ついに屈することになりました。マットは26歳でした。彼はこれからもずっと愛されていくでしょう」
「若者たちにこのようなことが起こらないように、愛する人々に連絡する時間を取ってもらえればと思います」
訃報を受けて音楽界からは追悼の声が寄せられており、スリーフォード・モッズのジェイソン・ウィリアムソン、DJのメアリー・アン・ホッブス、フォンテインズD.C.のコナー・ディーガンらが追悼の意を表していた。
今回、ブラック・ミディのメンバーだったジョーディー・グリープもメッセージを発表している。
「言うまでもなく非常に難しい1週間でした。本当に悲しく、最低でした。しかし、この時期と今の気持ちを記録するために、ここで何かを言うことが大切だと思っています」とジョーディー・グリープは述べている。
「すべての友人、音楽で仕事をしてきたすべての人々、やさしく思慮深く応援してくれたすべての人々に本当に感謝していることを伝えさせてください。本当にありがとう。何よりもそれが大きくて、助けになりました。彼のことを知っていた人たち、彼に影響を受けた人たちが投稿してくれた追悼の言葉や思い出を見るのは心動かされるパワフルな体験でした。マットの御家族にはお悔やみを申し上げたいですし、お変わりなければと思います」
「悲しいことが起きてしまいましたが、彼がどれだけ素晴らしい人物だったか、彼が知る人の人生をどれだけよりよくしてきたか、善意とポジティヴィティをどれだけもたらしてきたかを考えようとしました。みんな、彼のことが大好きでした。今後の人生でも彼は共にあるでしょう」
「何年も会っていませんでしたが、よく彼のことを考え、いつかもう一度会えればとずっと思っていました。彼は言いたいことがたくさんあります。こうなってしまったことをどれだけ申し訳なく思っているか、不運にも根深い病気と闘わなければならなかったことをどれだけ申し訳なく思っているか、彼のことをどれだけ惜しんでいるか、彼がしてくれたすべてにどれだけ感謝しているか、伝えたかったのです」
ジョーディー・グリープは次のように続けている。「あなたがどれほど素晴らしい人だったかを躊躇わずに世界に伝えることが私の責務だと思っています。あなたが長い間抱えてきたこと、あなたがどれほど素晴らしい人だったかを考えると、そうした話題に怖気づいたり、気まずくなったり、慎重になったりすることは重要なことではないですし、比較にもなりません」
マット・クワシニエフスキ=ケルヴィンは2017年にブラック・ミディを結成しており、実験的なアート・ロックのスタイルで瞬く間に高い評価を獲得することとなっている。
ブラック・ミディは2019年にデビュー・アルバム『シュラゲンハイム』をリリースしており、翌年にはジャムとスポークンワードによるアルバム『ザ・ブラック・ミディ・アンソロジー vol.1:テイルズ・オブ・サスペンス・アンド・リヴェンジ』をリリースしている。
2021年、マット・クワシニエフスキ=ケルヴィンはメンタル・ヘルスの問題に専念するためバンドをしばらく休養することを発表し、同年後半にリリースされたセカンド・アルバム『カヴァルケイド』では作曲者としてクレジットされている。
ブラック・ミディの最後のアルバム『ヘルファイア』は2022年7月にリリースされており、2024年にフロントマンのジョーディー・グリープとベーシストのキャメロン・ピクトンは無期限の活動休止を発表している。その後、ジョーディー・グリープはソロとして活動を続けている。
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