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ザ・レモンヘッズのイヴァン・ダンドはノエル・ギャラガーと共作した未発表曲“Purple Parallelogram”について語り、「タイミングが悪かった」ためにリリースされることはなかったと振り返っている。

イヴァン・ダンドは『NME』の「ダズ・ロックンロール・キル・ブレインセルズ?」のインタヴューに応じており、思い出を振り返りながら自身のキャリアについてちゃんと覚えているかを試す質問を受けている。

イヴァン・ダンドはその一つとしてノエル・ギャラガーと共作した未発表曲のタイトルを訊かれて、次のように冗談交じりに答えている。「“Roll With It”っていう曲なんだ。いや、違うんだけどね。“Purple Parallelogram”というタイトルだよ」

ザ・レモンヘッズが1996年に発表したアルバム『カー・ボタン・クロス』のプロモーション用音源には収録されていた“Purple Parallelogram”だが、ノエル・ギャラガーが収録しないことを求めたためにこの曲は未発表となっている。

イヴァン・ダンドは“Purple Parallelogram”について詳細を語り、いかにオアシスの名曲“Roll With It”と近い関係にあったかについて説明している。

「あの曲を使うことができなかったのは私がピルを彼に渡したら、夢見心地になって、彼が“Purple Parallelogram”を歌い出すことになったからなんだ」

「“Roll With It”の作曲クレジットは求めなかったよ。ただ、あの曲は同じメロディーがある曲で、そこは曖昧な感じだったんだ。法廷では通用しなかっただろうね。けれど、そういうことなんだよ。当時のノエル・ギャラガーが分かっていなかったとしてもね」

イヴァン・ダンドはノエル・ギャラガーがこの曲のことについてアラン・マッギーに話をして、音楽出版社には言わないように頼んできたと振り返っている。イヴァン・ダンドはアラン・マッギーがオアシスの曲の音楽出版も手掛けていることを知らなかったという。

「あの時はタイミングが悪かったんだ。だから、流れを受け入れる(roll with it)しかなかったんだ。“Purple Parallelogram”はそれほどの曲じゃなかったしね。それに“Roll With It”は好きだったんだ。もしも、あの曲に関われていたら、よかったよね」

イヴァン・ダンドはオアシスについて「『ディフィニトリー・メイビー』が出る前に2週間ツアーした」時のことも振り返っている。ザ・レモンヘッズは数ヶ月に及ぶツアーを終えるところだったが、ツアーが終わってしまうのが嫌で、一緒にツアーを行うことになったという。

イヴァン・ダンドはこの時の逸話として「リアム・ギャラガーが一晩中パーティーをしていたので、彼の部屋にいた」時に誤ってテレビを壊してしまったことについて語っている。

「警官に私が逮捕されてしまったんだ。リアム・ギャラガーとすれ違ったんだけど、モヘアのジャンパーを着て手錠をかけられて連れ出される私を見て、彼は楽しそうだったね」とイヴァン・ダンドは語っている。「それで『よお。アシッドをキメたジョン・ボーイ。まさにシド・ヴィシャスだな』と彼は叫んでいたんだ」

イヴァン・ダンドは「ダズ・ロックンロール・キル・ブレインセルズ?」のインタヴューで『トップ・オブ・ザ・ポップス』出演時にモリッシーの真似をしたこと、コートニー・ラヴと2022年に共演した時のこと、キース・リチャーズに剣を向けられた時のことなどについても語っている。

ザ・レモンヘッズは昨年10月に最新アルバム『ラヴ・チャント』をリリースしており、今年UKツアーを行うことも決定している。また、イヴァン・ダンドは昨年5月に自伝『ルーマーズ・オブ・マイ・デマイズ』も刊行している。

2023年、ノエル・ギャラガーはイヴァン・ダンドとコラボレーションした未発表曲について次のように語っている。「イヴァン・ダンドは常にテープレコーダーを持っていて、いつも『曲をレコーディングしよう』と言ってくるんだよ。それで、やってみたのをレコーディングしたら、『これをリリースしたいな』と言ってきたんだ」

「『ちょっと待ってくれ。それは無理だろ』って感じで、聴いてみたら、気に入らなかったんだ。それでダメだと言ったんだけど、気まずくなってしまったんだよ」

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