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ニーキャップはモ・カラのテロ容疑が棄却されたことについて検察が控訴した審理が行われたが、判決が保留されたことが明らかになっている。

昨年5月、モ・カラことリーアム・オ・オハニは昨年11月のロンドン公演でヒズボラの旗を掲げたことでテロ犯罪で起訴されている。イギリスではこれらの組織への支持を示すことは犯罪となっている。

しかし、モ・カラのテロ容疑は法務的な問題から棄却されている。ポール・ゴールドスプリング首席判事はウーリッジ刑事法院でリーアム・オ・オハニに対する起訴は「違法」であり、「無効」だとしている。

その判決を受けて、検察庁のスポークスパーソンは次のように述べていた。「重要な法的論点について明確にする必要があると考えているため、この事件を棄却する判決に控訴します」

今回、エディス控訴院判事はリンデン判事と共に控訴についての審理を行ったが、提出された意見書が「我々に多くの考えを与えてくれた」として「この件については判決を保留する」と審理を終わらせている。

リーアム・オ・オハニの弁護側はこれまでの裁判で申し立てられた犯罪行為が発生してから6ヶ月という期限内に起訴されなかったと主張してきている。ポール・ゴールドスプリング首席判事はウーリッジ刑事法院でこの主張を認める形でテロ容疑を棄却することとなっていた。

しかし、検察庁の法的代理人であるポール・ジャーヴィスは被告人が初めて出廷するまでにすべてが整っていれば、司法長官の同意を得るまでの期間に差があっても許容できると主張している。また、容疑が認められてから6ヶ月以内に起訴が行われば、過去の判例では認められたことがあることも指摘している。

控訴の審理が行われた1月14日、メンバーのDJプロヴィとマネージャーのダニエル・ランバートはロンドン王立裁判所を訪れており、裁判所の外に集まったファンに「雨の中で応援してくれた」ことへの感謝を伝えている。

DJプロヴィは次のように語っている。「判決は保留されました。なので、これから数週間、あるいはもう少し先までは分かりませんが、本当にありがとうございます。これからもメッセージを発信し続けましょう」

先日、ニーキャップは検察庁の控訴する意向について「驚くに当たらない」として次のように述べている。「このプロセス全体は警察や裁判所が主導したものではなく、メディアに支持された政治家が主導しているものだ。これは政治的な取り締まりなんだ」

「重要な法的論点などというものはない。検察庁は控訴において何も新しい点を提示していない。代わりにあるのはパレスチナへの連帯に対する国家規模の魔女狩りだ。メディアは私たちよりも先にこの控訴について嬉々として知らされていた」

ニーキャップは控訴について「納税者の税金、警察の時間、裁判所の時間の莫大な無駄遣い」と評して「私たちが問題じゃない。昨日、ガザではイスラエルによるジェノサイドで104人が殺害され、数百人が負傷している。ジェノサイドはイギリスによって支援されているものだ。もう一度、お前らの法廷でお前らと闘ってやる。再び勝利することになるだろう」と述べている。

ニーキャップは今月、初来日公演を行っており、昨年11月にはサブ・フォーカスとのコラボレーションとなるシングル“No Comment”がリリースされている。

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