
Photo: Clara Balzary
レッド・ホット・チリ・ペッパーズのベーシストであるフリーはソロ・デビュー・アルバム『オノラ』をリリースすることを発表して、ツアーを行うことも決定している。
先月、フリーはアルバムからのファースト・シングル“A Plea”を公開していた。今回、10曲が収録されるアルバムがノンサッチより3月27日にリリースされることが発表されている。
フリーはアルバム全編を通してベースとトランペットを担当しており、「モダン・ジャズの先見者たちによるエリート・バンド」と共演している。アルバムにはオリジナル曲のほか、ジョージ・クリントン、ジミー・ウェッブ、フランク・オーシャンのカヴァーも収録される。
ゲストとしてヴォーカルでニック・ケイヴとレディオヘッドのフロントマンであるトム・ヨークが参加している。トム・ヨークはかつてサイド・プロジェクトのアトムス・フォー・ピースでフリーと共に活動していた。
今回、アルバムからはトム・ヨーク、ジョシュ・ジョンソンとの共作となる“Traffic Lights”の音源が公開されている。
『オノラ』は愛する家族の一員にちなんで名付けられ、フリーが作曲、編曲、そしてヴォーカルを担当している。
アルバムにはプロデューサー/サックス奏者のジョシュ・ジョンソン、ギタリストのジェフ・パーカー、ベーシストのアンナ・バターズ、ドラマーのディーントニ・パークスも『オノラ』バンドとして参加している。さらにマウロ・レフォスコ(デヴィッド・バーン、アトムス・フォー・ピース)やネイト・ウォルコット(ブライト・アイズ)らも参加している。
アルバムには“Traffic Lights”を含め6曲のオリジナル曲が収録されるほか、エディ・ヘイゼル&ジョージ・クリントン作曲の“Maggot Brain”、ジミー・ウェッブ作曲の“Wichita Lineman”、フランク・オーシャン&シェイ・テイラー作曲の“Thinkin Bout You”、アン・ロネル作曲の“Willow Weep for Me”が収録される。
“Traffic Lights”についてフリーは次のように語っている。「ディーントニ・パークスと私は最初の日に“Traffic Lights”になる曲を演奏していたんだ。それでアトムス・フォー・ピースを思い出したところがあったから、トム・ヨークに送ってみたんだよ」
「彼のことを知っていたから、きっと共感してくれるリズムと感性だろうと思ったんだ。そして、私の思った通り、彼は共感してくれた」
フリーは次のように続けている。「ゴージャスなメロディーとその言葉で共感してくれたんだよ。混沌の中で生きていくこと、偽物と本物が入り混じる中で、どうやって物事を理解するのかということについてね」
「誰もが自分なりの方法で世界と向き合っている。でも、彼はすごくあたたかくて、自由な流れで、ジャムをする最高の人物なんだ」
アルバムはフリーがトランペット奏者としての初期のルーツに立ち返り、長年愛してきたジャズに傾倒した内容となっている。先日、公開されていた“A Plea”でフリーはヴォーカルとベースとトランペットを担当しており、歌詞はアメリカ全体に及ぶ政治的不安に光を当てたものとなっていた。
アルバムのトラックリストは以下の通り。
‘Golden Wingship’
‘A Plea’
‘Traffic Lights’
‘Frailed’
‘Morning Cry’
‘Maggot Brain’
‘Wichita Lineman’
‘Thinkin Bout You’
‘Willow Weep For Me’
‘Free As I Want To Be’
フリーはツアーを行うことも発表しており、ツアーは5月7日のシカゴ公演から始まり、トロント、モントリオール、ニューヨーク、ワシントンD.C.、ロサンゼルスで公演が行われる。その後、ツアーはヨーロッパへと向かい、ベルリンやアムステルダムで公演が行われ、ロンドンでは5月26日にKOKOで公演が行われる。
レッド・ホット・チリ・ペッパーズは2019年にギタリストのジョン・フルシアンテがバンドに復帰しており、2022年にはアルバム『アンリミテッド・ラヴ』と『リターン・オブ・ザ・ドリーム・カンティーン』をリリースしている。
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