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ザ・フレーミング・リップスのウェイン・コインはスティーヴン・ドローズの脱退に言及して、「彼がみんなに言ったことは嘘だ」と語っている。

先週、マルチ・インストゥルメンタリストのスティーヴン・ドローズは削除されたスレッズへの投稿でバンドを脱退したことを示唆していた。「私とは終わったんだ。でも、そのことについて話すつもりはない。だから、そう、前に進んでいくよ。今は君のなかでとどめておいてくれ。いいかい?」

スティーヴン・ドローズの脱退は正式には発表されていないが、2025年に入ってからのライヴには参加しておらず、スティーヴン・ドローズのパートはツアー・メンバーであるAJ・スローターが担当している。スティーヴン・ドローズは1991年からメンバーとして定着していた。

今回、ウェイン・コインはインスタグラムでスティーヴン・ドローズの脱退に言及して、次のように述べている。「スティーヴン・ドローズがもうザ・フレーミング・リップスではない理由について彼の投稿を読んだ人へ……言えるのは、あれはまったく事実ではないということだ」

「脱退の理由は悲しく、腹立たしいものだ」とウェイン・コインは続けている。「何があったのかをみんなに伝えるのは彼の責任だ。彼がみんなに言ったことは嘘だ……本当に何があったのかを知ってもらうために時間と空間を与えようとしていたんだ」

ウェイン・コインは数日以内に「さらに投稿を行う」として、ファンの変わらぬ応援と「生きうる限り最高の人生を与えてくれた」ことに感謝の思いを伝えている。

スティーヴン・ドローズは現地時間12月21日に次のように述べていた。「2024年の終わりにもうツアーをしないのが自分と家族にとって最善だと考え始めたんだ。だから、2025年はツアーをしなかったんだけど、それが正しい形だと思った。ウェイン・コインと私は33年〜34年を経て、袂を分かつことになった。今は面白いと思う新曲を作っていて、春から夏頃にアルバムをリリースする予定だよ」

ザ・フレーミング・リップスのドラマーであるマシュー・ダックワース・カークシーもスティーヴン・ドローズの脱退に言及しており、「新曲がリリースされる予定で、長年の中でも最高のものだと思っているんだ。聴いてもらうのが待ちきれないよ」と述べている。

ザ・フレーミング・リップスはルイス・キャパルディ、テディ・スウィムズ、デヴィッド・バーンと共に来年のラティテュード・フェスティバルに出演することが決定している。

また、先日ザ・フレーミング・リップスとモデスト・マウスのアイザック・ブロックはオジー・オズボーンに追悼の意を表して、ブラック・サバスの“War Pigs”をカヴァーしている。

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