Photo: GETTY

ディアンジェロはレジェンダリーな未発表曲“Bitch”がオンラインで公開されている。

ディアンジェロは膵臓ガンとの長い闘病生活の末に10月14日に享年51歳で亡くなっている。

週末にディアンジェロのアーカイヴからは一連の音源がオンラインで公開されており、ファンの間では知られた楽曲となっていながら未発表のままだった“Bitch”もその中には含まれている。

2014年にレッドブル・ミュージック・アカデミーのインタヴューでディアンジェロとザ・ルーツのドラマーで、主要なコラボレーターだったクエストラヴは“Bitch”の存在について語っており、映画『セット・イット・オフ』のサウンドトラックのために1996年にレコーディングされたことを明かしている。

二人は“Bitch”を2000年発表のアルバム『ヴードゥー』のレコーディングへと繋がる時期の実質的な始まりと捉えていたと語っており、プロデューサーのJ・ディラの作品に影響を受けた、より自由でズレたリズムへの移行を象徴するものだと述べている。そのサウンドについてクエストラヴは次のように語っている。「酔っ払っている感じなんだけど、完璧なんだ」

“Bitch”の音源と2014年のインタヴュー映像はこちらから。

ディアンジェロの死後、クエストラヴは遺作となるアルバムがリリースされる可能性を示唆している。その内容についてクエストラヴは「彼の音楽は常に過去のサウンドでありつつも未来的なものになっていた。このレコードも例外ではないよ」と語っている。

ディアンジェロの訃報を受けて、多くのミュージシャンから追悼の声が寄せられており、ビヨンセやナイル・ロジャース、ローリン・ヒルらも追悼の意を表している。

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