Photo: GETTY

ザ・フレーミング・リップスのドラマーであるマシュー・ダックワース・カークシーはスティーヴン・ドローズの脱退に言及して、現在のライヴは「これまで以上によくなっている」と述べている。

先週、マルチ・インストゥルメンタリストのスティーヴン・ドローズは削除されたスレッズへの投稿でバンドを脱退したことを示唆していた。「私とは終わったんだ。でも、そのことについて話すつもりはない。だから、そう、前に進んでいくよ。今は君のなかでとどめておいてくれ。いいかい?」

スティーヴン・ドローズの脱退は正式には発表されていないが、2025年に入ってからのライヴには参加しておらず、スティーヴン・ドローズのパートはツアー・メンバーであるAJ・スローターが担当している。スティーヴン・ドローズは1991年からメンバーとして定着していた。

今回、2014年からザ・フレーミング・リップスに参加しているドラマーのマシュー・ダックワース・カークシーはバンドを巡る状況についてインスタグラムで言及している。マシュー・ダックワース・カークシーはキャプションで「フレーミング・リップス・ランドについて思うこと」と題して、次のように述べている。「こういうコメントをたくさん読むのはつらい。止まることのないバンドに長期間にわたって在籍するというのは大変なことなんだ」

「その中では多くの最高の友人や素晴らしい人が入っては抜けていった。今でも彼らのことが大好きだし、懐かしく思う。なかには家族のような人もいる」

マシュー・ダックワース・カークシーはザ・フレーミング・リップスの現状についても触れている。「このバンドの最新型を聴いたことがないなら、ぜひ試してみてくれ。音楽もライヴもこれまで以上によくなっているんだ」

その後、マシュー・ダックワース・カークシーはウェイン・コインではなく、スティーヴン・ドローズがバンドのクリエイティヴ面を牽引していたという噂について言及しているようで、次のように述べている。「覚えておいてほしいのは、これらはすべてウェイン・コインなしでは実現しなかったということだ。スティーヴン・ドローズが音楽的天才で、ウェイン・コインが変わり者のアーティストだという考えは事実ではない。ウェイン・コインがクリエイティヴ面、サウンド、ライヴを牽引しており、それは自分が出会ってきたどのアーティストとも違うものなんだ」

マシュー・ダックワース・カークシーはザ・フレーミング・リップスからの新曲を予告して、投稿を締めくくっている。「新曲がリリースされる予定で、長年の中でも最高のものだと思っているんだ。聴いてもらうのが待ちきれないよ。機会があったら、夏に会おう。素晴らしいホリデーを」

ザ・フレーミング・リップスはルイス・キャパルディ、テディ・スウィムズ、デヴィッド・バーンと共に来年のラティテュード・フェスティバルに出演することが決定している。

また、先日ザ・フレーミング・リップスとモデスト・マウスのアイザック・ブロックはオジー・オズボーンに追悼の意を表して、ブラック・サバスの“War Pigs”をカヴァーしている。

ジョージ・マイケル - Faith
Amazonで見る
価格・在庫はAmazonでご確認ください

Copyright © 2025 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ