Photo: Ricardo Gomes

マドンナは元夫のガイ・リッチーと17年ぶりに公の場で揃うこととなっている。

二人の息子である25歳のロッコ・リッチーは「トーク・イズ・チープ」と題したアートの展覧会をロンドンのザ・ペインティング・ルームで開催しており、2点の絵画の前で両親と肩を組む写真をインスタグラムに投稿している。

写真のキャプションでロッコ・リッチーは次のように述べている。「私を批判する人がいるのは当然のことですし、そうした人たちを責めることもありません。しかし、私は自分という人間を誇りに思っていますし、私を応援するために一つの部屋に両親が二人とも集まってくれたことをさらに誇りに思います。作品はそれ自体が物語るべきですし、だから、この展覧会は『トーク・イズ・チープ』というタイトルなのです」

マドンナも展覧会を訪れたことをインスタグラムに投稿しており、次のように述べている。「映画館で映画を観る時も、ナイトクラブで音楽に合わせて踊る時も、展覧会で絵画に集まる時も、アートには人々を共にする独自の力があります。アートは人の繋がりを刺激する魔法の力を持っています。心血を注いでこの体験を生み出してくれたロッコに感謝します。口先だけなら簡単だ。本当にそうね」

マドンナとガイ・リッチーは2000年に結婚したが、2008年12月に離婚が成立している。二人は当時、息子のロッコとマラウイから養子として迎えたデヴィッド・バンダの親権で合意している。

しかし、2015年12月、ロッコがクリスマスにロンドンにいる父親を訪ねた後、ニューヨークにいる母親の所に帰るのを拒んだことからマドンナとガイ・リッチーは親権争いを展開することとなっている。最終的にロッコはロンドンにいる父親と一緒に住みながら勉学に励み、クリスマスは母親の家を訪ねることを命じられている。

先日、マドンナは12月1日の世界エイズデーを公式に認めなかったドナルド・トランプ政権を批判している。

『ニューヨーク・タイムズ』紙によれば、アメリカ政府は1988年から12月1日を世界エイズデーと定めてきたが、今年、国務省は職員に対してこの日のために連邦資金を使用せず、「ソーシャル・メディア、メディア活動、スピーチ、その他の一般向けメッセージを含むあらゆるコミュニケーション手段を通じて、世界エイズデーを公に告知することを控えるよう」に指示している。

こうした判断を受けてマドンナはインスタグラムで次のように述べている。「ドナルド・トランプ大統領は世界エイズデーを今後は認めるべきではないと発表しました。連邦職員にこの日の行動を控えるよう命じるのは一つの方法ですが、一般大衆にこの出来事がなかったかのように振る舞うよう求めるのはバカげています。不条理で考えられません。きっとドナルド・トランプ大統領は親友がエイズで亡くなるのを見届け、手を握り、23歳で息を引き取る際に顔から血の気が引くのを見届けたことがないのでしょう」

「私が知り合いになり、愛し、そしてエイズで失った人々のリストは実に長いものです。きっと皆さんも共感していただけると思います。もう一度言います。エイズにはいまだに治療法がなく、人々は今もなお亡くなっています。私はこれらの人々の死が無駄だったとは認めません。そして、私はこれからも世界エイズデーを提唱していきます。みなさんも私と一緒に提唱してもらえればと思います」

リボルバー (スペシャル・エディション(デラックス))(SHM-CD)(2枚組) - ザ・ビートルズ
Amazonで見る
価格・在庫はAmazonでご確認ください

Copyright © 2025 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ