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ヤングブラッドはロビー・ウィリアムスから「必要としていた時に」核心を突くような手紙をもらったことを明かしている。

本名をドミニク・ハリソンというヤングブラッドは最新作『アイドルズ』のリリース、自身のライヴハウスのオープン、初のグラミー賞へのノミネーション、オジー・オズボーンの死、医師の指示による1年で最後のライヴのをキャンセルするなど、激動の1年を過ごしている。

今回、米『ビルボード』誌のインタヴューでヤングブラッドは過去に世間の批判にさらされ、メンタル・ヘルスの問題を抱えてきたソロ・アーティストであるロビー・ウィリアムスから私信をもらった時の思いについて語っている。

「必要としていた時にロビー・ウィリアムスが手紙を書いてくれたんだ」とヤングブラッドは語っている。「彼は僕の気持ちが分かるとして、自分が何になれるのか、あるいはなれないのか、という無数の意見を相手にしながら、自分自身を見出そうとしていた28歳がどんな感じだったかが分かると言ってくれたんだ。ロビー・ウィリアムスはその知性や物事の見方が認められているわけじゃないけどね」

ロビー・ウィリアムスは過去にもアーティストに連絡を取り、支援を申し出ている。特に2023年、世間の注目を浴びて苦しんでいたルイス・キャパルディに連絡したことは知られている。

ロビー・ウィリアムスは2023年に『DIY』に対して次のように語っている。「素晴らしい贈り物が届いているのに、それを壊してしまうという心理は人々には理解しがたいものだろうね。なぜだってね。お金もあるし、『愛している』とも言ってくれる。一体、何が問題なんだってね」

ヤングブラッドはグラミー賞にノミネートされたことは「光栄だ」が、「悲劇」でもあると語っている。

ヤングブラッドは最優秀ロック・アルバム賞、最優秀ロック・ソング賞、最優秀ロック・パフォーマンス賞にノミネートされており、最優秀ロック・パフォーマンス賞はブラック・サバスの最後のライヴで披露した“Changes”のカヴァーがノミネートされている。

「どう感じればいいか、分からないんだ」とヤングブラッドは語っている。「ライヴ・パフォーマンスでグラミー賞にノミネートされるとシンガーとしてはスタジオに入ることもなく、オーヴァーダビングをして、完璧にすることもなく、もう終わってしまったことだからね。曲を向けて歌った人とも分かち合うこともできない」

「だから、光栄だとも言えるけど、悲劇だとも言えるよね」

ヤングブラッドは来年4月にUK&アイルランドでアリーナ・ツアーを行う予定となっているが、多くの需要があったために日程が追加されている。

また、ヤングブラッドは先月、エアロスミスとのコラボレーションによるEP『ワン・モア・タイム』をリリースしている。これはエアロスミスにとって12年ぶりのオリジナル楽曲となっている。また、エアロスミスのスティーヴン・タイラーとジョー・ペリーはMTVビデオ・ミュージック・アウォーズ2025の授賞式でオジー・オズボーンへの追悼パフォーマンスを行い、ヤングブラッドと共演を果たしている。

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