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ジャック・ホワイトホールはマンチェスターで開催される2026年のブリット・アウォーズの授賞式で6度目の司会を務めることが決定している。
2026年のブリット・アウォーズの授賞式は50年近い歴史で初めてロンドン以外で開催されることなっており、マンチェスターのコープ・ライヴで2026年2月28日に開催される。
現地時間12月9日、ブリット・アウォーズは授賞式の司会を6度目となるジャック・ホワイトホールが務めることを発表している。
ジャック・ホワイトホールは過去に2025年、2021年、2020年、2019年、2018年の司会を務めており、2022年と2023年はモー・ギリガンが、2024年はクララ・アンフォ、マヤ・ジャマ、ローマン・ケンプが司会を務めていた。
ジャック・ホワイトホールはグリーン・バックで撮影された動画で司会を務めることを発表しており、マンチェスターの魅力について語っている。
「産業革命によって築き上げられ、レイヴの聖地となったこの街には今ではソーホー・ハウスもあります」とジャック・ホワイトホールは語り、ドラマ『コロネーション・ストリート』、バームケーキの発祥、アジア人の集まるカレー・マイル、そして豊かな音楽の歴史にも言及している。
ジャック・ホワイトホールは声明の中でマンチェスターの大学に通っていたこと、そしてこの街が初期のコメディ・キャリアを形成する上で大きな役割を果たした場所の一つであることについても触れている。
「私にとって大切な場所であるマンチェスターで開催される非常に特別なブリット・アウォーズに再び参加できることを楽しみにしています」とジャック・ホワイトホールは述べている。
「コメディのキャリアをスタートさせたこの街にあるコープ・ライヴで歴史的な一夜の司会を務めるなんて、一周回った感慨があります。会場は何年も前に初めて10分間のステージを披露したコメディ・クラブから目と鼻の先なんです。あの夜よりももっと笑いを起こせればと思います。待ちきれません」
先週、ブリット・アウォーズは2026年のクリティックス・チョイス賞の候補アーティストが発表されている。
候補アーティストはジェイコブ・アロン、ローズ・グレイ、シエナ・スパイロの3組で、アデル、フローレンス・アンド・ザ・マシーン、エリー・ゴールディングといった過去の受賞者たちの足跡を辿ることになる。近年ではザ・ラスト・ディナー・パーティーとマイルズ・スミスがこの賞を受賞しており、2008年に立ち上げられて以降、将来のフェスティバルのヘッドライナーや受賞者を選出する指標となってきた。
先月、ブリット・アウォーズは2026年のトロフィー・デザインも公開されている。このプロジェクトを率いたのは著名な英国人デザイナーであるマシュー・ウィリアムソンで、「マンチェスター出身であること、そしてこの街の象徴的な推進力と粘り強さ」をインスピレーションにしたと語っている。
琥珀色の樹脂製トロフィーは、マンチェスターのマスコットである働き蜂の黄金の蜂蜜を象り、英国音楽の世界的な広がりを表す地球儀の上に飾られるものとなっている。
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