Photo: Tim Saccenti

メタリカはオーストラリアのパースにあるオプタス・スタジアムで行った公演でスピーカー・タワーに登った2人のファンが会場から永久追放の処分を受けている。

メタリカは「M72」ワールド・ツアーの一環で11月1日にオプタス・スタジアムで公演を行っており、『パースナウ』の報道によれば、20歳のボー・ウィリアム・ロック・ローリングスと23歳のロリー・ヒュー・カルバートは公演中に安全柵を飛び越え、スタジアム中央のタワーに登ったという。2人は最大50メートルの高さまで登り、バンドの演奏中約20分間そこにいたため、会場スタッフと警察が介入せざるを得ない事態になっていた。

2人が降りてきた後、警察は不法侵入の捜査でタワーの上から撮影した映像が保存されている携帯電話を押収している。その後、2人は容疑を認め、それぞれ300豪ドルと1000豪ドルの罰金が科せられている。

2人は罪状認否の中で当夜の行動の重大性を認めたものの、動機については明らかにしていない。オプタス・スタジアムは2人を永久追放処分にしたことを発表している。

2人の弁護を担当したレイチェル・ゲメルは今回の行動を「愚かな行為でしかない」と述べており、ルース・ディニーン判事はタワーに登るという決断は「信じられないほど愚かな行為であり、せっかくの夜を台無しにしてしまう行為だ」と述べている。

ルース・ディニーン判事は「当初滑稽に思えたかもしれない」が、安全性に関する深刻な懸念を引き起こすことになったとも述べている。

一方、メタリカのギタリストであるカーク・ハメットはブラック・サバスの最後のライヴで使用したギターが高額で落札されている。

メタリカのステージでカーク・ハメットはシルバーのギブソンSGを使用しており、ブラック・サバスの“Hole In The Sky”のカヴァーでも使用している。

ライヴ後にカーク・ハメットのサインが入れられたこのギターは800点以上の音楽にまつわる品々が出品されたジュリアンズ・オークションによる「プレイド、ウォーン&トーン」に出品されている。

シルバーのギブソンSGは当初の予想価格の4000ドルから6000ドルの12倍を上回る7万6800ドル(約1200万円)で落札されている。

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