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デイヴ・グロールの娘であるヴァイオレット・グロールはソロ・デビュー・シングル“THUM”をリリースしている。
ソロ・デビュー・シングル“THUM”とBサイドの“Applefish”をリリースすることを現地時間12月5日にヴァイオレット・グロールはインスタグラムで発表しており、7インチはバンドキャンプを通して発売されている。
“THUM”についてヴァイオレット・グロールは次のように述べている。「この1年間ずっと取り組んできたものを、みなさんにようやく少し公開できることをすごく楽しみにしています。これらの曲は最高にヤバいミュージシャンたちと制作しました。だから、みなさんのものになるのが嬉しいです」
ヴァイオレット・グロールはソーシャル・メディアに公開した動画でジャズやフォークを披露してきたが、“THUM”はクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジやゼム・クルックド・ヴァルチャーズを彷彿とさせるオルタナティヴ・ロックとなっている。
“THUM”の音源はこちらから。
“Applefish”はデジタル・ダウンロードで購入できるが、よりスローでシネマティックな曲調となっている。
19歳のヴァイオレット・グロールはプロデューサーのジャスティン・ライゼンとデビュー・アルバムに取り組んでいると噂されていた。
ヴァイオレット・グロールはデイヴ・グロールと共にXの“Nausea”をカヴァーした音源が2021年に公開されていた。しかし、ヴァイオレット・グロールがデイヴ・グロールと共演するのはこれが初めてではなく、2018年にはフー・ファイターズのツアーでバッキング・ヴォーカルを担当している。
ヴァイオレット・グロールは2022年にテイラー・ホーキンスの追悼コンサートにも出演しており、ジェフ・バックリィの“Last Goodbye”と“Grace”、ザ・ズートンズの“Valerie”をカヴァーしている。
2023年にはデイヴ・グロールが亡くなった母親のために書いた“Show Me How”にも参加しており、グラストンベリー・フェスティバルで披露された際にも参加している。
また、デイヴ・グロール、クリス・ノヴォゼリック、パット・スメアは今年1月「ファイアーエイド」でニルヴァーナの曲を4曲披露しており、ヴァイオレット・グロールは最後に演奏された“All Apologies”でヴォーカルを担当している。
先日、フー・ファイターズはヨーロッパで2026年に行うスタジアム・ツアーを発表している。
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