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ザ・ビートルズは伝記映画『ザ・ビートルズ – ア・フォー・フィルム・シネマティック・イベント』にデヴィッド・モリッシー、リーアン・ベスト、ボビー・スコフィールドらが出演することが明らかになっている。

サム・メンデスが監督を務め、ソニー・ピクチャーズ、ニール・ストリート・プロダクションズ、アップル・コアが製作する映画『ザ・ビートルズ – ア・フォー・フィルム・シネマティック・イベント』は当初4部作が順番に上映されると報じられていたが、2028年4月7日に公開予定となっている。

4部作はザ・ビートルズのメンバーそれぞれの視点で描かれるとされていて、ザ・ビートルズが劇映画のために音楽を使う権利と生涯を描くことに許可を出したのは初めてとなっている。

映画についてはハリス・ディッキンソンがジョン・レノンを、ポール・メスカルがポール・マッカートニーを、バリー・コーガンがリンゴ・スターを、ジョセフ・クインがジョージ・ハリスンを演じることが発表されている。

今回、デヴィッド・モリッシーはポール・マッカートニーの父親のジムを演じることが発表されている。また、米『ローリング・ストーン』誌によれば、ザ・ビートルズの元ドラマーであるピート・ベストの姪であるリーアン・ベストはジョン・レノンの叔母であるミミを演じる。ボビー・スコフィールドはポール・マッカートニーとジョージ・ハリスンの学友で、ツアー・マネージャーを務めることになるニール・アスピナールを演じるという。

ダニエル・ホフマン=ギルはローディーのマル・エヴァンスを、アーサー・ダーヴィルは広報担当のデレク・テイラーを、アダム・パリーは音楽マネージャーのアレン・クラインを、ハリー・ロイドはジョージ・マーティンを演じる。今年10月には『ハウス・オブ・ギネス』への出演で知られるジェームズ・ノートンがブライアン・エプスタインを演じることも報じられている。

また、シアーシャ・ローナンはリンダ・マッカートニーを、アンナ・サワイはオノ・ヨーコを、エイミー・ルー・ウッドはパティ・ボイドを、ミア・マッケンナ=ブルースはモーリン・スターキーを演じる。

シンシア・レノンや、ジョージ・ハリスンの友人にして著名なシタール奏者であるラヴィ・シャンカールなど、他のキャストも近日中に発表される予定となっている。

『ヴァラエティ』誌はサム・メンデス監督が4作の製作を決定したのは、ミニシリーズの構想を何年も練っていたが、最終的に断念して、「ストーリーが大すぎて1本の映画に収まらない」と判断したためだと報じている。

一方、ザ・ビートルズについてはバンドの初期を描いたドラマ・シリーズ『ハンブルク・デイズ』がBBCで放送されることが決定している。紹介文には次のように記されている。「ハンブルクのザンクト・パウリの歓楽街にある煙が立ち込めるクラブで、リヴァプール出身の経験不足の若きロックンロール・バンドがクラウス・フォアマンとアストリッド・キルヒャーという2人の若きアーティストと出会うことになる。2人は共に、気骨のあるティーンエイジャーのグループを、世界が知る偉大な音楽現象、ザ・ビートルズへと変貌させるきっかけを作ることになる」

ザ・ビートルズは11月21日に『アンソロジー・コレクション』がリリースされているほか、11月26日よりドキュメンタリー・シリーズ『ザ・ビートルズ・アンソロジー』がディズニープラスで独占配信されている。

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