Photo: Big Brother Recordings

オアシスは再結成公演で使われた映像について14ヶ月間の準備期間があったとされており、映像作家は「多くの秘密が守られてきた」と述べている。

オアシスは現地時間11月23日に142日間41公演に及んだ再結成ツアーの最終公演をブラジルのサンパウロで行っている。

オアシスは16年ぶりに再結成公演がUK&アイルランドで行われることを昨年8月に発表している。リハーサルは今年5月に始まり、翌月にはリアム・ギャラガーもリハーサルに加わる格好となっていた。

マンチェスターのヒートン・パークで行われた公演で使われたスクリーンは横84m✕縦12mの大きさで、初日となったカーディフ公演よりも20m大きなサイズで、UKのコンサートで使われたスクリーンとしては史上最大の大きさとなっている。

今回、ライヴで使われた映像の監督とデザイナーを務めたジョン・シュリンプトンはツアーに関わってきた舞台裏について明かしており、1年以上の制作期間があったと述べている。

「そして、ツアーが行われたのだけれど……終わってしまった」とジョン・シュリンプトンはインスタグラムで述べている。「14ヶ月に及ぶ準備期間を経て、多くの秘密が守られてきた。そして、5ヶ月にわたってこれまでのスタジアム公演でも最も途轍もないサウンドと映像が展開されて、ここまで来た」

ジョン・シュリンプトンは次のように続けている。「最後の夜を迎えたわけだが……カルチャーとしても収支的にも成功を収めたと言っても過言ではないオアシス・ライヴ ’25のワールド・ツアーは今夜サンパウロで行われた」

ジョン・シュリンプトンはオアシスの再結成公演が「まさにキャリアの最高到達点」になったとして「この記念すべきイベントでビデオ・ディレクターを務めた」ことを振り返っている。

「世界各国を旅して、台風の真ん中にいた。集まってくれたこの途轍もない、才能のある、エゴのない、楽しいクルーと仕事をできたことはただただ光栄だった。ライヴについて書かれたものも愛しかなかった。イギリスの報道でさえもね」

「美しい公演のデザインをしてくれたポール・ノーマンデール、素晴らしい映像機材を提供してくれて、強迫症的なナンセンスや無理な要求にも付き合ってくれたユニバーサル・ピクセル・ビデオに多くの愛と敬意を」

ノエル・ギャラガーとリアム・ギャラガーはオアシスの再結成公演の映像作品を管理する会社を今年3月登録したことが明らかになっているが、この発言によれば、ライヴ内で使われた映像はそれよりもずっと前から制作されてきたことになる。

最終日となったサンパウロ公演では“Champagne Supernova”を紹介する時にリアム・ギャラガーは「いつかまた会おう」と語っている。「愛しているよ。みんなのエネルギーには感謝している。身体に気をつけてな。いつかまた会おう」

また、ノエル・ギャラガーの娘であるアナイス・ギャラガーはオアシスの再結成ツアーが終わったことを受けて、ツアーを振り返って、「かつて不可能だと思われていたことが現実になった。142日間41公演。一生の思い出になった」と述べている。

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