Photo: GETTY

プライマル・スクリームは亡くなったゲイリー・“マニ”・マウンフィールドが応援していたマンチェスター・ユナイテッドのサポーターが追悼の意を表していたことを紹介している。

ゲイリー・“マニ”・マウンフィールドはザ・ストーン・ローゼズにベーシストとして1987年に加入して、1996年に最初の解散をするまで2枚のアルバムに参加している。その後、プライマル・スクリームに加入したマニはザ・ストーン・ローゼズが再結成を果たす2011年まで在籍していた。ゲイリー・“マニ”・マウンフィールドは11月20日に享年63歳で亡くなっている。

訃報は兄弟のグレッグによって発表されており、次のように述べている。「これ以上なく重い心境と共に兄弟のゲイリー・マニ・マウンフィールドが亡くなったことを発表しなければなりません」訃報を受けて、ザ・ストーン・ローゼズのフロントマンであるイアン・ブラウン、リアム・ギャラガー、プライマル・スクリームのシモーヌ・バトラーが追悼の意を表している。

マンチェスター・ユナイテッドも公式サイトで追悼の意を表しており、次のように述べている。「マンチェスター・ユナイテッドはザ・ストーン・ローゼズで非常に愛されたベーシストであるゲイリー・“マニ”・マウンフィールドが63歳で亡くなったニュースに深く悲しんでいます」

https://www.manutd.com/en/news/detail/man-utd-saddened-by-death-of-gary-mani-mounfield

「生涯にわたるマンチェスター・ユナイテッドのファンで、クラブの友人であるマニは1980年代から1990年代にかけてマンチェスターを代表するバンドの一員として有名になりました。マニの音楽は今後もオールド・トラッフォードでの試合の度にかけられることとなり、特に“This is the One”はチームがトンネルを抜けて出てくる入場曲として知られています。家族と試合観戦に訪れた時、彼はそれを誇りに思い続けてきました。クラブは彼のDNAの一部で、彼はマンチェスター・ユナイテッドのファンであることを誇りに思ってきました」

マンチェスター・ユナイテッドは次のように続けている。「マンチェスターの歴史の一部としてマニは彼を知り、愛した人々全員から惜しまれることになるでしょう。クラブは今は家族と友人にお悔やみを申し上げます」

現地時間11月24日、マンチェスター・ユナイテッドはエヴァートンの試合を行ったが、サポーターのザ・レッド・アーミーは「RIP Mani」と描かれた横断幕を掲げている。オールド・トラッフォードでは“I Wanna Be Adored”と“This Is The One”がグラウンドでかけられると、歓声が巻き起こることとなっている。

プライマル・スクリームはそれを受けてインスタグラムで観客席の写真を投稿しており、次のように述べている。「マニ……テラスの観客席で称えられていたよ。彼を知り、会ったことのある全員から愛されていた。彼は私たちの人生を明るく照らし、自分たちのサウンドをファンキーにしてくれた。真のパンクで、ワーキング・クラス・ヒーローだった。その光は輝き続けている」

現地時間11月22日、プライマル・スクリームはマンチェスター・ウェアハウス・プロジェクトで行われた公演でもマニに追悼の意を表している。この日、プライマル・スクリームは“I’m Losing More Than I’ll Ever Have”を演奏しており、バックのスクリーンにマニの写真を映し出している。

訃報を受けてシモーヌ・バトラーは次のように述べている。「本当にショックを受けています。彼を知っていて、愛していたすべての人にとってものすごい喪失です。マニにあった瞬間から彼のことを大好きになったはずです。素晴らしく、意地悪なユーモアのセンスと広い心と寛大さがありました。最初に投稿した写真の笑顔こそまさに彼でした。彼は私のことを蠍座のベーシストの妹と呼んでくれました。仲間、家族、愛した人々に胸を痛めています。明日、マンチェスターで会う予定だったのです」

「ひどく悲しい喪失です。素晴らしい人物で、世界中のみなさんに本当に愛されていました。ただ胸を痛めています」

ブルース・スプリングスティーン - 明日なき暴走(50周年記念ジャパン・エディション) (完全生産限定盤)
Amazonで見る
価格・在庫はAmazonでご確認ください

Copyright © 2025 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ