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リック・ウェイクマンは脳手術を受けた自身の健康状態について説明している。

元イエスのメンバーで、現在76歳のリック・ウェイクマンは今年に入って脊髄の手術を受け、先週は脳の手術を受けている。

リック・ウェイクマンは自身のウェブサイトで快方に向かっている「良好な健康状態」について報告している。

「多くの人が御存知からもしれませんが、数ヶ月前に健康上の問題でアメリカツアーのスケジュールを変更せざるを得ませんでした。神経疾患である『正常圧水頭症』と診断されたためです。9月に検査入院して、必要な脳のシャント手術を先週受けました」

リック・ウェイクマンは手術が「見事に成功した」として、「大変嬉しく思います」と述べている。「現在は自宅で療養しており、愛する妻と愛らしい癒しの動物たちに見守られています」

リック・ウェイクマンは次のように続けている。「しばらくはゆっくり過ごさなければなりませんが、担当医からは3月に息子のオリヴァーとアメリカ・ツアーに行くのはまったく問題ないと言われました。その後の予定もすべて大丈夫で、12月19日と20日にノリッジとイプスウィッチで開催されるセイヴィング・ストレイズのチャリティ・コンサートにも問題なく出られる予定です」

「ピアノの演奏にはまったく影響がないようです。集中力が途切れると、たまに間違えてしまうことはあるかもしれません」

リック・ウェイクマンは次のように締めくくっている。「あらためて、この数ヶ月間、早く回復することを願ってくれたみなさんに感謝します。非常に大きな励みになりました。あらためて感謝します」

先月、リック・ウェイクマンは次のように述べていた。「脊椎と脊髄の手術を受けるため、1週間入院しました。手術は成功しましたが、その後の回復期には痛みを感じました。そして、気がつけば、リハーサルが始まっていました……それは素晴らしいものになっていました」

スケジュールが延期されたリック・ウェイクマンと息子によるアメリカ・ツアーは来年3月から行われる予定となっている。オリヴァー・ウェイクマンは自身も高い評価を得ているミュージシャンで、父とは別の時期にイエスのキーボーディストも担当している。

「今は健康面で少し苦労していて、運動能力が低下していますが、11月に追加の手術を受ける予定です。そうすれば多くの問題が解決するはずです。プログレが好きじゃない人には残念かもしれませんが、私はこれからも続けていくつもりです!」

今後のツアーについてリック・ウェイクマンは次のように述べている。「素晴らしい息子とステージに立てることは私にとって常に光栄なことです。今回、初めて長男のオリヴァーと実際にツアーをすることができて感激しています」

「きっと特別な日になるでしょうね。特に息子が食事をおごってくれることがあればなおさらです」

リック・ウェイクマンは一連のUK公演を行っており、先月にはロンドンのパラディアムで公演を行っている。

リック・ウェイクマンは様々な大物ミュージシャンのセッション・ミュージシャンも務めており、エルトン・ジョン、ルー・リード、ブラック・サバス、キャット・スティーヴンス、デヴィッド・ボウイらと仕事をしてきている。

※公開後、記事を修正しました。

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