
Photo: PRESS
ザ・ローリング・ストーンズのギタリストであるロニー・ウッドはバンドに加入してから50周年を迎えたことを受けて、4枚の新しい絵画を公開している。
4枚の新しい絵画は『ペイント・イット・ブラック』コレクションの一環として公開され、サイン入りの限定版プリントとして販売される。
4枚の絵画は黒バックで、それぞれミック・ジャガー、キース・リチャーズ、亡くなったチャーリー・ワッツ、ロニー・ウッドを描いたものとなっている。これらの作品はロニー・ウッドがバンドの正式メンバーとなったアルバム『ブラック・アンド・ブルー』の再発に合わせて公開されている。
アルバムのレコーディング・セッションはミック・テイラー脱退後のオーディションを兼ねており、ハーヴェイ・マンデル、ウェイン・パーキンス、ジェフ・ベック、ロバート・A・ジョンソンといったギタリストが参加している。ロニー・ウッドは3曲に参加しており、正式メンバーになることとなっている。
加入してから50周年になったことと新たな絵画についてロニー・ウッドは次のように語っている。「ザ・ローリング・ストーンズに加入してから50年を迎えたのは信じがたいことです。これらの肖像画ではミック、キース、私、今は亡き友人のチャーリー・ワッツ、そして幸運にも共に演奏できたライヴの精神を描ければと思ったのです」

「この歩みを続けてこられたことを誇りに思いますし、今これらのプリントを世間に公開するのがいいんじゃないかと思ったのです。アートは私の人生を決定づけ、音楽よりも長く絵画をやってきました」
音楽の才で世界的に認められているロニー・ウッドだが、「絵を描くことは70年間続けてきて、音楽よりも長くやっている」と述べ、幼少期に描いた絵がBBCの『スケッチ・クラブ』で賞を受賞したことを明かしている。

「音楽に合わせて絵を描いていて、演奏している時に頭では絵が浮かんでいることもあります。アートは人生を満たしてくれ、アートは私の人生です。アートは私の人生であり続けるでしょう」
サイン入り限定版プリントはロニー・ウッド・ショップで販売されており、レッドハウス・オリジナルズ・ギャラリーでは展示も行われている。

ザ・ローリング・ストーンズについては2026年にニュー・アルバムをリリースするという噂も持ち上がっている。
ザ・ローリング・ストーンズは2023年に18年ぶりとなる通算24作目の『ハックニー・ダイアモンズ』をリリースしている。アルバムには亡きチャーリー・ワッツの音源が使われており、レディー・ガガ、エルトン・ジョン、ポール・マッカートニー、スティーヴィー・ワンダーが参加している。
今年9月、ギタリストのロニー・ウッドはニュー・アルバムが完成したと語っている。
ロニー・ウッドは『ザ・サン』紙に対して次のように語っている。「ああ、来年にはニュー・アルバムを聴いてもらえるはずだよ。完成したんだ」
ロニー・ウッドは新たなツアーの可能性についても示唆している。「ああ、いくつかの公演をやりたいと思っているんだ。願わくば、ツアーに戻りたいと思っているけど、今はどうしていくのか待っているところなんだ」
プロデューサーのアンドリュー・ワットはザ・ローリング・ストーンズの新作を手掛けていることを明かしており、ツアー・ピアニストであるチャック・リーヴェルは2026年にヨーロッパ・ツアーが行われる可能性を示唆している。
ザ・ローリング・ストーンズは昨年北米ツアーを行ったが、今年予定されていたUK&ヨーロッパ・ツアーについては適切な会場や移動手段、あらかじめ決まっていた活動が絡み合って却下されることになったと報じられている。
Copyright © 2025 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.




