Photo: Big Brother Recordings

リアム・ギャラガーはオアシスの再結成公演がさらに行われることを再び匂わせつつも、2026年ではない可能性も示唆している。

オアシスは今夏にUK各地でソールド・アウトによるスタジアム公演を行った後、海外でも公演を行っている。現在、バンドはオーストラリア・ツアーを終えて、最後の日程である南米公演に向かうところだが、リアム・ギャラガーはこれでオアシスからの発表は終わりではないことを示唆している。

リアム・ギャラガーはここ数ヶ月にわたってさらに再結成公演が行われることを匂わせており、9月に行われたウェンブリー・スタジアム公演では“Champagne Supernova”を演奏する前に次のように語っていた。「信じ続けてくれて、再び脚光を浴びせてくれたみんなには感謝したいんだ。“Champagne Supernova”だ。来年会おう」

今回、リアム・ギャラガーはX/ツイッターでファンからの質問に答え、大きな発表があることを匂わせて、噂を再び生むこととなっている。

「ツアーがもうすぐ終わってしまうのが悲しいですか?」と訊かれたリアム・ギャラガーはバンドの活動ペースがまだまだ落ちないことを示唆している。「実は悲しくはないんだ。みんなが知らないことを知っているからね」とリアム・ギャラガーは投稿して、その後「ググってくれ」とも述べている。

グーグルで検索すると、最初に表示されるのはオアシスが2026年に再びツアーを行うかもしれないという噂や来年の夏にネブワース公演を行うかもしれないという報道となっている。オアシスは1996年に初のネブワース公演を行っており、24時間でチケットはソールド・アウトとなっている。

一連の投稿は「来年ツアーに出る」という意味なのかと直接問われると、リアム・ギャラガーは期待に水を差して、「来年というのは少しはしゃぎ過ぎかもしれない」と述べている。

また、リアム・ギャラガーは再結成が「金のため」だという意見を否定して、「誰もそんなことを思っていない。ただのフェイク・ニュースだ。みんなと素晴らしい気持ちのためにやっていることはみんな分かっている」と述べている。

2026年の公演については現時点で発表されていないが、2026年にネブワース公演を行うのではないかという噂は高まっている。

先日、オアシスについては上院議員が来年の夏にネブワース公演を行うと発言している。上院議員のスティーヴニッジのテイラー卿は現地時間10月22日に上院でスピーチを行い、来年オアシスがネブワースで5連続の記念公演を行うと語っている。2026年はオアシスが初めてネブワース公演を行ってから30周年となる。

テイラー卿は上院で次のように語っている。「来年7月、自宅からわずか1マイルほどのネブワース・ハウスという素敵な会場でオアシスの5公演が行われ、その恩恵にあずかることができます」

テイラー卿は次のように続けている。「自宅から音を聴いて、楽しむことができるでしょう。これらの公演は音楽イベントの会場が果たす重要な文化的役割を体現するもので、経済的にも多大な貢献をしています」

『ガーディアン』紙がテイラー卿にコメントを求めると、彼女は発言を修正している。「1996年8月に行ったように、もう一度ネブワースで公演を行うという憶測があることから、仮定として話をしました。バンドが発表していないことは理解しています」

オアシスはこの後、アルゼンチンのブエノスアイレス、チリのサンティアゴ、ブラジルのサンパウロで公演が行われる予定となっている。41公演に及ぶ2025年の公演は11月23日にサンパウロで行われる公演で締めくくられる。

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