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ヘンリー・ロリンズとイアン・マッケイは新しい作品を一緒に制作したことが明らかになっている。
ヘンリー・ロリンズは近年ラジオDJ、俳優、司会、スポークン・ワードなどで活動しているが、昨年の時点でもう一度音楽を作ることはない理由について語っていた。ヘンリー・ロリンズはステイト・オブ・アラート、ブラック・フラッグ、ロリンズ・バンドでこれまでフロントマンを務めてきた。
しかし、ヘンリー・ロリンズは自身のラジオ番組で友人のイアン・マッケイと新曲をレコーディングしたことを明かしている。
ヘンリー・ロリンズとイアン・マッケイはインナー・イヤー・スタジオでドン・ジーンタラと共に4曲のセッションをミックスしたという。ヘンリー・ロリンズはかつてインナー・イヤー・スタジオで1981年にディスコードよりリリースされたステイト・オブ・アラートのデビューEP『ノー・ポリシー』をレコーディングしている。
「1週間前、素晴らしいプロジェクトのためにワシントンD.C.に行ってきたんだ。何十年も前に初めてのレコードを作ったインナー・イヤー・スタジオにイアン・マッケイと私で入って、偉大なるドン・ジーンタラと共にサウンドボードで4曲のセッションをミックスしたんだ」
「ティーン・アイドルズ、マイナー・スレット、バッド・ブレインズなど、多くの人たちがレコーディングしてきたのと同じスタジオだよ。あそこでイアン・マッケイとドン・ジーンタラと一緒にやれたことは素晴らしいことだった」
「ミックスの途中ではアンタッチャブルズ、ライツ・オブ・スプリング、ワン・ラスト・ウィッシュ、ハッピー・ゴー・リッキー、スキューボールドといったバンドで活動してきた他ならぬエディ・ジャニーが参加してくれて、他の素晴らしいバンドも参加してくれた。彼の存在はセッションに大きな貢献を果たしてくれたんだ」
ヘンリー・ロリンズは次のように続けている。「トラックに関しては数日前にマスタリングしたんだ。今はレコードのデザインやレイアウトに取り組んでいる。準備が整ったら、みんなに伝えるよ。この作品についてはものすごく楽しみにしているんだ」
ヘンリー・ロリンズはブラック・フラッグとして活動する前に1980年代初頭にステイト・オブ・アラートでフロントマンを務めていた。
昨年、ヘンリー・ロリンズは『ステイ・ファナティック!!!』と題したシリーズの第4弾となる書籍を刊行している。
ヘンリー・ロリンズは昨年、音楽活動に復帰して新曲をリリースしない理由について次のように説明している。「2000年、2001年ぐらいから本当に歌詞を考えていないんだ。もうアンコールで戻らないぐらいには賢くなったよ。寂しかったかい? そんな質問をしたことはない。ただ去るだけだ。黙って終わらせたわけじゃない。徐々に消えたわけでもない。すべての義務を果たした上で解散するだけだよ」
イアン・マッケイは1980年から1983年までマイナー・スレットのフロントマンを務め、フガジやティーン・アイドルズとしても活動している。イアン・マッケイはワシントンD.C.のインディ・レーベル、ディスコードの創業者としても知られている。
今夏、フー・ファイターズはマイナー・スレットの“I Don’t Wanna Hear It”をカヴァーした音源を公開している。
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