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スティーヴィー・ニックスとリンジー・バッキンガムは和解したことが明らかになっている。

先月、スティーヴィー・ニックスとリンジー・バッキンガムは1973年に発表されたアルバム『バッキンガム・ニックス』がリイシューされている。1973年発表のアルバムがリマスターされて、デジタルで配信されるのは初めてとなっている。今回、二人はポッドキャスト『ソング・エクスプローダー』に出演して、収録曲“Frozen Love”について語ることが発表されている。

ポッドキャストは二人の別々のインタヴューで構成されるとのことだが、スティーヴィー・ニックスはリンジー・バッキンガムと和解したことを明かしている。「リンジー・バッキンガムと私は昨晩、このことについて話をした。すべてのことがまるで昨日のことのようだった」とスティーヴィー・ニックスは述べている。

ポッドキャストでスティーヴィー・ニックスは“Frozen Love”のテーマについて次のように説明している。「この曲は恋愛関係にある二人に大きな違いがあって、世界の見方も違うことについて歌った曲なの。でも、その恋愛はまるで贈り物のようなものでもあった」

「小説の『嵐が丘』や『大いなる遺産』のような現代版の恋愛の悲劇よね。だって、誰もハッピーな曲なんて好きじゃない。私もそうだったし、リンジー・バッキンガムも好きじゃなかった」

スティーヴィー・ニックスは“Frozen Love”を書き終えると、インストゥルメンタルとプロデュースをリンジー・バッキンガムに任せている。リンジー・バッキンガムは「彼女は曲作りでは私の意見を求めていなかったし、インストゥルメンタルとプロデュースに関しては私も彼女の意見を求めてなかった。変更するにしても彼女のことを考えてのものだったし、彼女がくれた美しい曲の中心がなければ、そういう変更もないことを彼女は理解していたんだ」

スティーヴィー・ニックスとリンジー・バッキンガムは当時の恋愛関係についても語っており、フリッツを脱退した後、フリートウッド・マックに加入する前にデュオとして活動することがなければ、交際はしていなかっただろうと語っている。

スティーヴィー・ニックスは二人の関係について「たくさんの浮き沈みがあって、難しいものだった」ことは認めつつも「同時に素晴らしいものでもあった。私たちがやっていたことは本当に素晴らしかったので、難しい関係の試練や苦難に耐える価値があった」と語っている。

先日、スティーヴィー・ニックスはリンジー・バッキンガムの76歳の誕生日に際してお祝いのメッセージも送っていた。「最高の誕生日になることを願っているわ、リンジー・バッキンガム! 大好きよ。スティーヴィー」

昨年7月、ミック・フリートウッドはスティーヴィー・ニックスとリンジー・バッキンガムの関係が「癒やされる」のを見たいと語っていた。

ミック・フリートウッドは『モジョ』誌のインタヴューで二人の関係について次のように語っている。「感情の面で壁があることは秘密でもゴシップでもなんでもない。スティーヴィー・ニックスは自分が思ったこと、思ってないことをはっきりと口にしているし、それはリンジー・バッキンガムもそうだよね」

ミック・フリートウッドは次のように続けている。「でも、個人的に言うとしたら、二人の関係性が癒やされるのを見たいよね。必ずしもツアーとか、そういう形にならなくてもいいからさ」

リンジー・バッキンガムは2018年に脱退した後、脱退は「すべてスティーヴィー・ニックスの仕業」であり、「自分が去るか、彼女が去るかという最後通牒をバンドに突きつけた」と語っていた。

スティーヴィー・ニックスはこの言い分について否定している。「私は彼の解雇を要求していません。率直に言って、私自身が辞めようとしました。バンドからも、私の幸福にとって有害だと思われる状況からも、私は積極的に身を引いたのです。私が辞めたのです。バンドが私なしで続いていくのなら、それはそれでいいと思っていました」

フリートウッド・マックは2022年11月にクリスティン・マクヴィーが亡くなったことを受けて、次のように述べている。「クリスティンなしでは誰もできません。フリートウッド・マックを再結成するチャンスはもうありません。彼女なしでは機能しないのです」

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