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メガデスのデイヴ・ムステインはメガデスのラスト・アルバムのためにメタリカのカヴァーをレコーディングしたと見られている。
今年8月、メガデスはセルフ・タイトルのラスト・アルバムをリリースすることを発表している。メガデスはアルバムのリリース後にフェアウェル・ツアーを行うことも決定している。
アルバムからはファースト・シングル“Tipping Point”がリリースされている。新作のトラックリストはソーシャル・メディアで徐々に公開されており、これまでに“Tipping Point”を含めて10曲のタイトルが公開されている。
今年6月、デイヴ・ムステインはノルウェーのラジオ局のインタヴューで次のように語っている。「新作には13曲が収録されるんだ。その内の1曲はカヴァーなんだけど、自分が書いた曲なんだ。だから、カヴァーのようで自分の曲でもあるんだよ」
それ以来、ファンはデイヴ・ムステインが示唆したカヴァー曲が何なのかを解読しようと試みてきたが、今回、大きなヒントが公開されている。最近、ソーシャル・メディアに投稿された動画で、メガデスはアルバムに収録される2曲の新曲タイトルを発表したが、鋭い観察眼を持つファンは、未発表曲のかすかに見え隠れする文字から、メガデスがメタリカの“Ride The Lightning”をカヴァーしているのではないかと指摘している。
There’s no return you’ve crossed the line. Two more tracks revealed tomorrow. pic.twitter.com/7yQ9GkuGSJ
— Megadeth (@Megadeth) October 28, 2025
デイヴ・ムステインはメタリカがデビュー・アルバム『キル・エム・オール』をリリースする前の1983年にバンドを解雇されており、デイヴ・ムステインのパートはカーク・ハメットによって再レコーディングされている。『キル・エム・オール』のうち、4曲にはデイヴ・ムステインがクレジットされており、セカンド・アルバムでは“Ride The Lightning”と“The Call of Ktulu”にクレジットされている。
デイヴ・ムステインとメタリカは解雇されて以降、険悪な関係が続いていたが、2010年から2011年にかけてメタリカ、メガデス、スレイヤー、アンスラックスの4組は一緒にツアーを行っている。翌年にはメタリカの30周年記念コンサートにもデイヴ・ムステインは参加している。
今年5月、デイヴ・ムステインはメタリカの“Enter Sandman”のリフが盗作であるという説について再び言及している。
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