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レディオヘッドは次回のツアーでは円形ステージでのパフォーマンスになると語り、セットリストについても言及している。

レディオヘッドは今年9月に11月4日から12月12日にかけてマドリード、ボローニャ、ロンドン、コペンハーゲン、ベルリンでそれぞれ4公演を行うことを発表している。チケットは即座にソールド・アウトとなっている。

今回、レディオヘッドは『ザ・タイムズ』紙のインタヴューで円形ステージでのパフォーマンスになることを明かしている。これは全方向から観客に囲まれる形になるということで、レディオヘッドの通常のセットとは違った形になるが、ドラマーのフィル・セルウェイは「実は一度やったことがあるんだ」とインタヴューで明かしている。それによれば、1993年にカナダでネッズ・アトミック・ダストビンのオープニング・アクトを務めた際に経験したという。

当然のことながら、次のツアーのセットリストについても様々な憶測が寄せられているが、バンドは65曲ぐらいまで候補曲を絞ったことを明かしており、ジョニー・グリーンウッドは「躍起になって練習しているよ」と語っている。

トム・ヨーク、エド・オブライエン、フィル・セルウェイはバンドの中で「セットリスト委員会」の立場にあるとのことで、毎晩公演が始まる数時間前にセットリストを決定するという。バンドは毎日セットリストが変わることを約束している。「曲があり過ぎるんだよ」とトム・ヨークは語っている。

「僕らは捻くれ者なんだ」とエド・オブライエンは続けている。確実に演奏する曲について訊かれると、トム・ヨークは「サプライズはないよ」と冗談めかして語っている。

コリン・グリーンウッドは今年9月にポッドキャストで次のように語っている。「いろんな曲をミックスしたセットリストになると思うよ。70曲ぐらいまで絞り込んだところだね。僕と弟のジョニー・グリーンウッドはセットリスト委員会ではないんだよ。僕たちは優柔不断過ぎるから、参加できないんだよ」

「だから、どんな曲でも、どんな順番でも、どんな時でも演奏していくことになる。レディオヘッドのセットリストについてはバスキングみたいな姿勢なんだよ」とコリン・グリーンウッドは続けている。「作業中の新曲がない状態でライブをするのは初めてだと思う。でも、新曲が生まれるかもしれないし、生まれないかもしれないし、それは分からないからね」

レディオヘッドが最後に行ったライヴは『ア・ムーン・シェイプト・プール』のツアーで2018年8月1日にフィラデルフィアのウェルズ・ファーゴ・センターで行われた公演となっている。レディオヘッドは2016年にアルバム『ア・ムーン・シェイプト・プール』をリリースしてから、新曲をリリースしていない。

同じインタヴューでレディオヘッドは7年間ライヴを行わなかったことについて2018年に「ちょっとうまくいかなくなって、止めなければならなかったんだと思う」とトム・ヨークは説明している。「いろんな要素がある。ライヴはよかったんだけど、崖っぷちに立たされる前に立ち止まろうと思ったんだ」

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