Photo: Elizabeth Miranda

フー・ファイターズはニュー・シングル“Asking For A Friend”を公開して、2026年に北米でスタジアム・ツアーを行うことを発表している。

先日、フー・ファイターズはバンドのロゴにインコを組み合わせたアートワークと共に新たな音源の一部を公開していた。キャプションには「離陸目前」と記されており、新曲のリリースが見込まれていた。フー・ファイターズは今年7月に“Today’s Song”をリリースしている。

“Asking For A Friend”の音源はこちらから。

「“Asking For A Friend”は寒いなかで希望と信念を頼りに地平線から太陽が現れるのをじっと待つ人のための曲なんだ」とデイヴ・グロールは述べている。「太陽が再び降り注ぐまで、願いにしがみつきながら“証”を探している。これからリリースされていく多くの楽曲のうちの一つだ」

デイヴ・グロールは河口湖畔のホテルで富士山が現れるのを待った体験を振り返りつつ、次のように述べている。「5週間前にサン・ルイス・オビスポでステージに復帰してから、フー・ファイターズをやっていくことをなぜこんなにも愛していて、ずっと身を捧げてきたのかを思い出すことになった」

「バンドとして再集結し、30年分の曲のリストを見つめ直し、唯一無二のイラン・ルービンをドラムに迎えるという素晴らしい恩恵を受けながら新たなヴァージョンを作り上げ、素晴らしいファンと再び繋がり、会場の規模に関わらず持てる限りのすべてを彼らにぶつけてみせた。なぜなら、彼らがいなければ、自分たちはここにいなかった。自分たちは確固たる核があるんだ」

デイヴ・グロールは次のように続けている。「そして、太陽がやっと地平線から昇ってきた。親しい友人たちとこの景色を分かち合う以上に素晴らしいことがあるだろうか?」

フー・ファイターズは新曲に合わせて2026年に北米でスタジアム・ツアーを行うことを発表している。公演はトロント、デトロイト、シカゴ、フィラデルフィア、ナッシュヴィル、ヴァンクーヴァー、ラスベガスなどで行われる。

9月12日に行われるファーゴ公演を除いて、クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジがサポート・アクトを務める。発表では今後さらに多くの公演が追加されていくことも示唆されている。

デイヴ・グロールは声明でクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジにも触れている。「1992年にシアトルのオフランプで初めて伝説的なカイアスのライヴを観て、ジョシュ・ホーミに会った」

「カイアスは友人の友人で、『ブルース・フォー・ザ・レッド・サン』はその夏のサウンドトラックになった。33年が経って、幾多の道のりを経て、親友であるジョシュとは人生で最も充実した音楽の瞬間を分かち合ってきた。生涯にわたる絆は共に作り上げてきたサウンドをはるかに超えるものになった。だから、強力なるクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジと共に次のチャプターを分かち合えることはすごく嬉しいことだ」

デイヴ・グロールはバンド・メンバーへの感謝の言葉も述べている。「でも、パット、ネイト、クリス、ラミ、イラン、私が公開する新曲なしにはそれも完結しないんだ」

今月、フー・ファイターズは6曲を収録したライヴEPを『アー・プレイング・ホエア??? vol.1』をバンドキャンプでリリースしている。EPには9月13日にカリフォルニア州サン・ルイス・オビスポにあるフレモント・シアターで行われた、ドラマーのイラン・ルービンが初参加したライヴより6曲が収録されている。

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