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スリップノットのドラマーであるエロイ・カサグランデはバンドが新曲に取り組んでいると語っている。
今年5月、ギタリストのジム・ルートは「インスピレーションはほぼゼロ」と語っていたものの、新作に向けて「6曲のアレンジを仕上げた」と語っていた。
スリップノットは2024年にエロイ・カサグランデが加入した直後に“Long May You Die”という新曲をレコーディングしたことを明かしていたが、2022年発表のアルバム『ジ・エンド、ソー・ファー』以来、新曲はリリースされていない。
今回、エロイ・カサグランデは新たなインタヴューでバンドが新曲に取り組んでいることを明かしている。
エロイ・カサグランデは『ドラマーズ・レヴュー』に「取り掛かっているところなんだ。新曲を作っているのは間違いないよ」と語っている。具体的な詳細は明かさなかったものの、エロイ・カサグランデは次のように続けている。「バンドに加入してからというもの、いくつか新しいアイディアに取り組んでいるんだ。ギターのリフ、ドラムのビートのやり取りなんかは続いている。常に何かしらやっているんだ。ジャム・セッションなんかもやっているんだよ」
「だから、今はたくさんの素材があるんだ。腰を据えて、全部をまとめていかなくちゃいけないところだけど、ジャムは始まっている。だから、動いているんだよ。これまでも動いてきたし、今後も動いていくことになる。だから、新曲はきっとリリースされるはずだよ」
昨年12月にショーン・“クラウン”・クラハンは幻のアルバム『ルック・アウトサイド・ユア・ウィンドウ』をリリースする可能性について語っている。
ショーン・“クラウン”・クラハンはバンドのいつものスタイルとは「まったく違う」と語っており、次のように続けている。「スリップノットのアルバムとはまったく違うんだ。作っている時もそうだったし、10年間、お蔵入りにしている間もそうだったし、リリースされる時が来たとしてもそれは変わらないだろう」この時のセッションからリリースされた曲は『オール・ホープ・イズ・ゴーン』のボーナストラックだった“Til We Die”のみとなっている。
このアルバムのリリースは長年検討されてきて、フロントマンのコリィ・テイラー、ジム・ルート、ショーン・“クラウン”・クラハンなどがそれぞれリリースを約束してきたが、ショーン・“クラウン”・クラハンはアルバムは彼の手から離れ、最終段階はマネジメント陣に委ねられていると語っている。
「やっと出るとしたら本当に嬉しいし、喜ばしいことだよ」とショーン・“クラウン”・クラハンは語っている。「素晴らしいのは宣伝とか、そういうものじゃないことだよね。これは他のスリップノットのアルバムを作りながらやったことなんだ。スリップノットとは違う音楽を作るという、本当に本心の行動だった。ルールにとらわれずにそのスキルを活用したんだ」
スリップノットはデビュー・アルバムの25周年盤が先月リリースされている。
また、スリップノットはカタログ音源の権利を1億2000万ドルで売却しようとしていると報じられている。
米『ビルボード』誌によれば、スリップノットはカタログ音源の権利を売却する契約をハーバーヴュー・エクイティ・パートナーズと締結しようとしているという。この契約は音源の原盤権と楽曲の出版権を包括したものになるとされている。
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