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アンダーワールドは2026年にロンドンで“Born Slippy (Nuxx)”の30周年を記念した公演を行うことを発表している。

リック・スミスとカール・ハイドから成るアンダーワールドは「ナックス・サーティー」と題してロンドンのブリクストン・アカデミーで3公演を行うことが決定している。

1995年にB面曲としてリリースされた“Born Slippy (Nuxx)”はHMVを物色していたダニー・ボイルによって発見され、1996年公開の映画『トレインスポッティング』のサウンドトラックに収録されることになっている。この曲は全英シングル・チャートで最高位2位を記録しており、今もなお人気のダンス・トラックとなっている。

アンダーワールドはこの曲の30周年を受けて2026年2月5日・6日・7日にブリクストン・アカデミーで3公演を行う。

“Born Slippy (Nuxx)”の人気を物語る逸話として2019年にはマンチェスターでこの曲をリピートでかけ続けた人物が、騒音が続く場合は禁固刑の可能性があると警告を受けている。

54歳のクライド・テイラーはそれでも警察からの警告を無視して、ループで“Born Slippy (Nuxx)”をかけ続けている。その結果、『マンチェスター・イヴニング・ニュース』によれば、近隣住民からの苦情を受け、市当局は彼の自宅からスピーカー、ステレオ機器、テレビ、アンプ、エレキギターを撤去している。しかし、クライド・テイラーは機器を毎回交換し、深夜まで大音量で音楽を再生し続けている。

これはグレーター・マンチェスター地域で法定騒音公害に対する初の刑事行為命令となっている。

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