Photo: Mert Alas & Marcus Piggot

テイラー・スウィフトはニューヨークで開催されたポップアップ・イベントで新作『ザ・ライフ・オブ・ア・ショーガール』のイースター・エッグを披露している。

前作『ザ・トーチャード・ポエッツ・デパートメント』に続く通算12作目のアルバムは10月3日にリリースすることが発表されている。アルバムはスポティファイでの事前予約が500万人を突破しており、新記録を樹立している。

今回、アルバムのリリースを記念してニューヨークではポップアップ・イベントが3日間にわたって開催されており、アルバムに関する様々なヒントが明らかになっている。

このイベントはスポティファイとのコラボレーションで現地時間9月30日から10月2日にわたって入場無料で一般公開されている。

ヒントの一つは「Oftentimes it doesn’t feel so glamorous to be me(往々にして自分はグラマラスじゃない)」と口紅で描かれた鏡で、これはアルバムに収録される歌詞の一節と見られている。

イベントの入口は大きなオレンジのドアとなっていたが、これは「エラズ」ツアーの最後で披露されていた“Karma”で登場するドアとの類似性も指摘されている。

他にも会場にはアメリカ・エリザベス・ウォルデンが三角関係を描いた『イン・サーチ・オブ・オフィーリア』が展示されており、花で埋め尽くされたバスタブも含めて、アルバムからのリード・シングル“The Fate Of Ophelia”への言及と見られている。

他にもアルバムの3曲目“Opalite”にちなんだオパライトのビー玉、ヴァレンタイン・カード、手書きのメモ、「keep it 100」と描かれた鏡などが展示されている。「keep it 100」はテイラー・スウィフトがポッドキャスト『ニュー・ハイツ』で恋愛関係について語った言葉に由来している。

また、「1-2-1-2」の組み合わせで合わせた南京錠も展示されており、12月13日のスウィフトの誕生日前に新たな発表がある可能性を示唆している。“The Life of a Showgirl”に参加しているサブリナ・カーペンターとテイラー・スウィフトの写真もあり、「I heard you calling」という歌詞の一節が描かれたメガホンも展示されている。

新作『ザ・ライフ・オブ・ア・ショーガール』はマックス・マーティンとシェルバックによる共同プロデュースで、トラックリストも公開されており、全12曲が収録される。

テイラー・スウィフトは新作について次のように語っている。「今回のアルバムはかなり長い間にわたって作りたいと思っていたもので、どの曲もアルバムに入っているのには何百という理由がある。1曲も外すことができない。同じアルバムになる。1曲も付け足すこともできない。これがあるべき形なの」

また、テイラー・スウィフトはアルバム・リリース日にイギリスのテレビ番組『グラハム・ノートン・ショウ』に出演することが決定しており、大手スーパーのターゲットの500店舗がアルバムのリリースに合わせて深夜営業することが明らかになっている。

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