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オアシスは再結成公演を追った新たな写真集が刊行されることが決定している。
写真集は『オアシス・ライヴ ’25 オーパス』と題されたもので、オーパス社とのコラボレーションとなり、写真家のサイモン・エメットが16年ぶりとなったオアシスのライヴを撮影したものとなっている。
サイモン・エメットは昨年8月にオアシスの再結成が発表された時のアーティスト写真を手掛けており、ツアーの皮切りとなったUK公演や北米公演、メキシコ公演にも帯同している。
これらの写真はリアム・ギャラガーとノエル・ギャラガーも協力した新刊書籍としてまとめられ、オアシスがライヴで復活したことを称える内容となるという。
「極秘だったオアシスの再結成のポートレートを撮影するのに選ばれたことは本当に光栄なことでした」とサイモン・エメットは語っている。「最初期からツアーの終わりまでを記録する唯一のフォトグラファーとして、本当にユニークで特別な経験と洞察を得ることができています。桁違いの熱狂とポジティヴさに夢中です。一つのバンドの再結成を超えて、これはリアルで文化的なムーヴメントとなっています」
限定の「マーキー」エディションは62cm x 45cmのサイズで、世界で100部限定となる。400ページの写真集は超高解像度のシルク紙に印刷され、熟練の製本職人によって手製本され、シルク製のクラムシェルケースに収められています。
他には「ミディ」エディションと「リテール」エディションが用意されるとのことで、発売日や価格といった詳細は後日発表される。
ノエル・ギャラガーとリアム・ギャラガーが並んで立つアーティスト写真についてサイモン・エメットはインスタグラムで次のように述べている。「この瞬間を記録するように声をかけてもらって光栄だよ。オアシスに関わる全員に大きな感謝を」
撮影の舞台裏について情報筋は次のように語っている。「ファンにとってはもう一度一緒にいるところを見るのは驚くべき光景だったでしょう。部屋の雰囲気は熱気にあふれていて、電気が走るようでした」
サイモン・エメットは2019年に『エル・パイス・アイコン』誌でリアム・ギャラガーを撮影しており、2015年には『エスクァイア』誌の表紙でノエル・ギャラガーを撮影している。
オアシスは再結成を追ったドキュメンタリーも製作されている。再結成公演については『ピーキー・ブラインダーズ』の製作総指揮を務めるスティーヴン・ナイトがプロデュースする映像作品が製作されることも発表されている。監督はLCDサウンドシステムのドキュメンタリー作品『シャット・アップ・アンド・プレイ・ザ・ヒッツ』を手掛けたディラン・サザンとウィル・ラヴレースが担当している。
このドキュメンタリーのためにスティーヴン・ナイトのクルーは再結成公演に先立つミーティングやリハーサル・ルームへの立ち入りを許可されており、情報筋は兄弟が確執を乗り越えていく姿にファンは「魅了される」だろうと語っている。
情報筋は次のように語っている。「彼らが再会した映像、そして、どうやって実現したかを語る言葉ではこれまでにないような心を開いている二人が見られることになるでしょう。非常に生々しくて、深く感動的なものです。リアム・ギャラガーは男らしく謝罪し、問題の原因の多くを受け入れなければなりませんでした」
オアシスの再結成公演は今後、南米、オーストラリア、韓国、日本でも公演が行われることが発表されている。41公演に及ぶ2025年の公演は11月23日にサンパウロで行われる公演で締めくくられる。
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