
Photo: 20th Century Studios
ブルース・スプリングスティーンは映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』でジェレミー・アレン・ホワイトが“Born To Run”を歌う映像が公開されている。
本作は1982年発表のアルバム『ネブラスカ』が制作された6ヶ月間を描いたもので、アメリカで10月24日より、日本で11月14日より劇場公開される。
昨日、20世紀スタジオは映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』より1分間の映像を公開しており、これは1981年にオハイオ州シンシナティのリヴァーフロント・コロシアムで行われた公演のシーンを再現したものとなっている。
シーンはアリーナに集まった熱狂的な観客に向けて、1975年発表のアルバム『明日なき暴走』より“Born To Run”を披露するものとなっている。
公開された映像はこちらから。
一方、ジェレミー・アレン・ホワイトは映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』の撮影に先立って、音楽伝記映画に出演してきたティモシー・シャラメやオースティン・バトラーからアドバイスはもらわなかったと語っている。
「アドバイスをもらえばよかったと思う時もあるけど、自分の場合はプロセスがちょっと違っていたね。なにせブルース・スプリングスティーンがいたからね」
また、スコット・クーパー監督は『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』で採用したアプローチについて、ブルース・スプリングスティーンは反伝記映画なんだと語っている。
「言われたんです。『スコット、自分に関する真実は必ずしも美しいとは限らないよ』ってね」とスコット・クーパー監督は語っている。
「そして、この映画がロックスターの神話とはかけ離れたものになることについて話し合いました。ブルース・スプリングスティーンにとって最も重要だったのは聖人伝にはしないことでした」
スコット・クーパー監督は大ファンにも知らないことがあるはずだと述べている。「この映画には最も熱烈なファンにとっても新しい情報となることがあります。ブロードウェイ公演でも、ドキュメンタリーでも、自伝でも取り上げられていなかったことです」
スコット・クーパーはジェレミー・アレン・ホワイトのアプローチにはブルース・スプリングスティーンの作品を通して感じてきた「強烈なもろさと本物らしさ」があったと語っている。「ジェレミー・アレン・ホワイトにはブルース・スプリングスティーンを形作る2つの要素があるんだ。一つは謙虚さで、もう一つは自信過剰さだよ」
映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』は、『アドレセンス』への出演で知られるスティーヴン・グレアムがブルース・スプリングスティーンの父親を演じ、長年のマネージャーであるジョン・ランドウは『メディア王 〜華麗なる一族〜』で知られるジェレミー・ストロングが演じている。
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