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ザ・ローリング・ストーンズのギタリストであるロニー・ウッドはニュー・アルバムが完成したと語っている。

ザ・ローリング・ストーンズについては数ヶ月前からアンドリュー・ワットと共に2023年にリリースされた通算24作目のアルバム『ハックニー・ダイアモンズ』に続く新作に取り組んでいると報じられている。

今回、ロニー・ウッドはカーナビー・ストリート9番に位置するフラッグシップストアで9月26日にリリースされた自身のアンソロジー・アルバム『フィアレス』のサイン会を行っている。

その中でロニー・ウッドは『ザ・サン』紙に対して次のように語っている。「ああ、来年にはニュー・アルバムを聴いてもらえるはずだよ。完成したんだ」

ロニー・ウッドは新たなツアーの可能性についても示唆している。「ああ、いくつかの公演をやりたいと思っているんだ。願わくば、ツアーに戻りたいと思っているけど、今はどうしていくのか待っているところなんだ」

先日、プロデューサーのアンドリュー・ワットはザ・ローリング・ストーンズの新作を手掛けていることを明らかにしている。

アンドリュー・ワットは米『ローリング・ストーン』誌に次のように語っている。「以前にも言ったことがあるんだけど、バットマンのために仕事をしている感じなんだ」

アンドリュー・ワットは詳しい話ができないことについて次のように説明している。「ざっくりと言うとすれば、一緒にレコーディングしたとは言えるよ。でも、それだけだね」

今年2月、アンドリュー・ワットは『ハックニー・ダイアモンズ』のセッションで残っている音源があると語っていた。アンドリュー・ワットは楽曲が完成するかどうかはバンド次第だとしながらも「素晴らしい」ものだと述べている。「バンドにとって多作な時期だったね。彼らは18年分の音源を貯めていたんだ。多くのものがあったから、それを調べて選ぶところから始まった。そこから全員が乗っていったことで、曲ができていったんだ」

ザ・ローリング・ストーンズについてはチジックにあるメトロポリス・スタジオで4月からレコーディングを行っており、13曲を完成させたと報じられていた。今月に入ってキース・リチャーズの息子であるマーロンも新作を制作しているとして「完成間際」だと語っている。

「今はロンドンでレコーディングをやっているんだ」とマーロンは語っている。「西ロンドンのチジックかどこかでやっている。完成間際だと思う。相変わらずランチの後から夜中の2時までとか、とんでもない時間までやっているんだ。そんな夜の時間は別の場所にいたほうがいいね。自分が参加していないと退屈だからね」

2023年の時点でロニー・ウッドは『NME』に次のアルバムが出るまでに18年かかるかと訊かれて「そんなに長くはかからないと思うよ」と語っている。

「ザ・ローリング・ストーンズの曲というのは進化していくんだけど、最初に曲をやった時のエッセンスがあるかどうかが重要なんだ。ちょっと気乗りしない曲というのもあったけど、でも、もう一度見てみる必要があるんだ。それがいい音楽を作る方法なんだ。粘土みたいにこねていくんだよ。ミケランジェロのように大理石から車を作るんだよね」

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