Photo: Big Brother Recordings

リアム・ギャラガーは2026年もオアシスのライヴが行われるのではないかという噂に火をつける格好となっている。

オアシスは現地時間9月27日にロンドンのウェンブリー・スタジアムで公演を行っている。今後、オアシスは日本、オーストラリア、アルゼンチン、チリ、ブラジルなどで公演を行う予定となっている。

現時点で11月23日のブラジル公演以降の日程は発表されていないが、来年はネブワース公演やメイン・ロード公演から30周年を迎えることからノエル・ギャラガーとリアム・ギャラガーはネブワースやエティハド・スタジアムで公演を行うのではないかと噂されることとなっていた。

そうした中でリアム・ギャラガーは9月27日の公演でその噂に拍車をかける一言を放つこととなっている。“Champagne Supernova”を演奏する前にリアム・ギャラガーは「信じ続けてくれた」ファンに感謝の思いを伝え、「来年会おう」と語っている。

しかし、多くのファンがソーシャル・メディアで指摘しているように、2026年の予告はオアシスの公演ではなく、アルバムやソロでのツアーの可能性もある。今年5月、オアシスのマネージャーを務めるアレック・マッキンレーはオアシスが新作を作る可能性やさらにツアーを行う可能性について疑問を呈していた。

「ノエル・ギャラガーがプレスで明らかにしている通り、今回が本当に最後です」とアレック・マッキンレーは語っている。「オアシスを観たことがないファンにとってのチャンスなのです。少なくとも、そういう人たちはいるはずです。そして、新曲の予定もありません」

この発言についてはリアム・ギャラガーは反論しており、「オアシスの今後について判断を下せる唯一の人間は俺とうちの奴だけだ。日々着実にやっていけばいいんだ」と語っている。

昨年、オアシスはネブワース公演を行う可能性について否定しており、「本日、UKのタブロイド紙が報じたのに反して、オアシスは今後ネブワース・パークで公演を行う予定はありません。現在発表されているUKスタジアム・ツアー以外でUKでの公演を行う予定はありません」と述べている。

リアム・ギャラガーは昨年9月「オアシスにニュー・アルバムがあるというのは本当ですか?」と訊かれて、「ああ。既に完成している」と答えていた。別のファンが「アルバムの気配はありそうか?」と尋ねると、リアム・ギャラガーは次のように応じている。「バッグに入っているんだよ。気配なんかじゃないんだ」

その後、ノエル・ギャラガーがオアシスのために書いた新曲についてどう思うかと訊かれたリアム・ギャラガーは「衝撃を受けた」とも述べていた。

しかし、昨年11月にリアム・ギャラガーは「落ち着いてほしい」とツイートして、それまでよりもトーンを落としている。

「制作中のオアシスのアルバムなんてないんだ。振り返りながらの冗談だったんだよ。なぜかというと、最近はみんな、ちょっとピリピリしているからな。怒らせてしまったのなら謝るよ。でも、まあ、笑い話なんだ」

その後、リアム・ギャラガーはオアシスとしての新作について次のようにも述べている。「俺が思うに、このツアーが成功して、お互いに優しくなれたら、アルバムがあるかもしれないね。これこそ本物のバンドがやることだ。一つずつ進めていくんだ。それが一番賢明だということは分かってもらえるんじゃないかな」

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