Photo: Autumn de Wilde

フローレンス・アンド・ザ・マシーンはニュー・シングル“One Of The Greats”が公開されている。

“One Of The Greats”は10月31日にリリースされる通算6作目となるニュー・アルバム『エヴリバディ・スクリーム』から公開された2曲目の楽曲で、事前に一部音源が公開されていた。

“One Of The Greats”の音源はこちらから。

「この曲について自分ではどう説明したらいいのか分からない」とフローレンス・ウェルチはアイドルズのギタリストであるマーク・ボーウェンとワンテイクで書いた“One Of The Greats”について語っている。「偉大さのコストについて歌った長い詩みたいなものね。誰がそれを決めるのか? なぜ自分は求めるのか? なぜ満足できないのか?」

フローレンス・ウェルチは次のように続けている。「アルバムを作る度に少し自分が死ぬような感覚があって、前回のツアーでは本当に死にかけた。けれど、それでも自分を掘り起こして、挑戦していく。気に入らない人を喜ばせようとしたり、完璧なものを作って、ようやく休めると思えるようにと思ったりする」

ザ・ナショナルのアーロン・デスナーも参加している“One Of The Greats”についてフローレンス・ウェルチはキャリア初期に「表現の大胆さを嘲笑され、嘲笑された」ことへの「15年間のフラストレーションの吐露」かもしれないと続けている。

「最後には何も残らないように崩れ去っていくような感覚にしたかった」とフローレンス・ウェルチは締めくくっている。「クリエイティヴなプロセスというのは自分にとってそういうものだったりする。死と再生が繰り返されるの」

アルバムは『ダンス・フィーヴァー』のツアー中に緊急手術で命を救われたことがきっかけとなり、神秘主義や伝承怪談にのめり込んだことがインスピレーションとなっている。フローレンス・ウェルチは身体の限界を理解することで、「癒やされる」とはどういうことなのかを自問自答することになったという。

こうしたテーマに加え、女性らしさ、パートナーシップ、歳を取ること、死といったテーマも探求されており、それがアルバムを形作っている。収録曲は過去2年間でフローレンス・ウェルチによって書かれたもので、アイドルズのマーク・ボーウェン、ミツキ、ザ・ナショナルのアーロン・デスナーが参加している。

フローレンス・アンド・ザ・マシーンは来年2月から3月にかけてUK&ヨーロッパ・ツアーを行うことも決定している。

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