Photo: GETTY

アークティック・モンキーズのドラマーであるマット・ヘルダースは新たなプロジェクトとなるテリフィックのデビュー・シングル“WeHo yet?”を公開している。

今年4月、マット・ヘルダースはスタジオでエレクトロニック・ミュージックに取り組む様子をソーシャル・メディアで公開していた。

デビュー・シングル“WeHo yet?”は以下のサイトでメーリング・リストに登録することでダウンロードできる。8ビット風のサイトでは「/h」のコマンドを入力することで歌詞も表示することが可能となっている。

https://www.terrificforever.com/

アークティック・モンキーズのツアー・メンバーでもあるミニ・マンションズのミュージシャン、タイラー・パークフォードがこの楽曲の制作に関わっているのではないかと推測されている。テリフィックのインスタグラムがフォローしているのはマット・ヘルダースを除いて、タイラー・パークフォードのみとなっている。

プロジェクトの詳細は現時点であまり明らかにされておらず、インスタグラムのプロフィールには「I got the feeling you’re next」とのみ書かれている。

もしこのプロジェクトからアルバムがリリースされるとなれば、マット・ヘルダースが2008年にリリースしたDJミックス・アルバムに続く作品となる。DJミックス・アルバムは『レイト・ナイト・テイルズ』シリーズの第21弾作品としてリリースされたもので、ゴブリン、ザ・ブラック・キーズ、モス・デフ、ザ・ストゥージズらの楽曲が収録されていた。

2018年にもマット・ヘルダースはソロ・アルバムをリリースする可能性に言及していた。当時、マット・ヘルダースは次のように語っている。「アルバムに値するには、ある程度の量を作らなくちゃいけないと思っているんだけどさ。急いでやりすぎて後悔したくはないからね。『ああ、こんなアルバムを作るんじゃなかった』ってね。分かるかな? たくさんの楽曲を作って、『おっ、これは自分の気に入っているものだ』としたいんだよね」

彼は次のように続けている。「スタイルが出来上がっているところまでは来ているし、自分のやりたいことは前よりも自分にとって明確になっているからね」

マット・ヘルダースは同時期にソロ・アルバムについて再び語り、現在取り組んでいる音楽について「ジョン・カーペンターみたい」だと評している。

「今のところ、なにかしらの目標があるわけじゃないんだ。ちょっとそうしたツールを試してみているところでさ。映画のスコアなのか、アルバムなのかは分からないけどね。趣味として楽しんでいるだけで、そこから何かにつながるなら、そのほうがいいという感じだね。ほら、何かやりたいことか、興味を持っているものとかにね」

マット・ヘルダースによるアークティック・モンキーズ以外の活動としてはイギー・ポップの『ポスト・ポップ・デプレッション』にも参加しており、クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのジョシュ・ホーミやディーン・フェルティタと共演を果たしている。

GUNS N’ ROSES CROSS ARCH 長袖Tシャツ
Amazonで見る
価格・在庫はAmazonでご確認ください

Copyright © 2025 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ