Photo: Alice Baxley

グリーン・デイはライヴで迷子になった息子を母親がステージで発見することとなっている。

グリーン・デイは20周年を迎えたライオット・フェストでヘッドライナーを務めており、フェスティバルはイリノイ州シカゴのダグラス・パークで開催されている。

セットリストの3曲目でグリーン・デイは『21世紀のブレイクダウン』に収録されている“Know Your Enemy”を演奏しており、曲の途中でビリー・ジョー・アームストロングは次のように語っている。「今は風邪を引いていて、ちょっと具合が悪いんだよね。だから、ボランティアが必要なんだ。この曲の歌詞が分かる人はいるかい?」

ビリー・ジョー・アームストロングはそこでアーガイルという少年をステージに上げている。アーガイルは16歳の誕生日に母親とライオット・フェストに来ていたとのことで、「16歳の誕生日なんだ。自閉症なんだけど、グリーン・デイが大好きなんだ。ステージで“Know Your Enemy?”を歌わせてくれないか?」と書かれたメッセージボードを掲げていたという。

アーガイルは母親がトイレに行っている間に迷子になってしまったとのことで、母親はグリーン・デイにステージに上げられるまで息子のことを見つけることができなかったと説明している。

母親はインスタグラムで次のように述べている。「アーガイルの母親です。私がトイレに行っている時に迷子になってしまって、戻ってこなかったので、1日中パニックになっていました。息子は正午頃からステージに貼り付いて、離れることがなかったようです」

「私の素晴らしい息子の夢を叶えてくれて、私の不安を解消してくれて、ありがとうございます! 息子をステージで見つけた時、『なんてこと! 私の息子よ』と叫んでしまいました。なんて素晴らしい一夜だったか! 新たにファンとなりました」

その投稿に対してビリー・ジョー・アームストロングは2023年発表の楽曲“Look Ma, No Brains”にちなんで、「Look ma!! It’s Argyle!(いいかい、ママ。アーガイルだよ)」とコメントしている。

“Know Your Enemy”の模様はこちらから。

先日、グリーン・デイはロード・トリップ・コメディ映画『ニュー・イヤーズ・レヴ』の第1弾トレイラー映像が公開されている。

今年2月に発表された本作は『ヴァラエティ』誌によれば、グリーン・デイの3人のメンバーがプロデューサーを務めており、リー・カークが監督を担当しているという。バンドはその際、「パンク、エモ、ハードコア、オルタナティヴ、ロッカーの若者」を対象に出演者を募集していた。

初期のツアーを題材とした本作はロサンゼルスで開催される大晦日のライヴでグリーン・デイのオープニング・アクトを務めると勘違いした3人の若者がアメリカを旅する内容となっている。

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