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ボン・ジョヴィのフロントマンであるジョン・ボン・ジョヴィはギタリストのリッチー・サンボラの脱退について改めて振り返っている。
物質依存症にも苦しんでいたことで知られるリッチー・サンボラは2013年に行っていた「ビコーズ・ウィー・キャン」ツアーの途中でバンドを脱退している。ジョン・ボン・ジョヴィは彼の脱退後も同ツアーを続行して、現在までバンドとしての活動を続けている。
ポッドキャスト『ダム・ブロンド』に出演したジョン・ボン・ジョヴィはリッチー・サンボラとの関係について振り返っている。「人生を通して彼について言ってきた素晴らしいことは幸運にも彼のことを友人と呼べることだよね。だって、すごい才能だからね。ギタリストとしても、シンガーとしても、コラボレーターとしても、ライトハンドのプレイヤーとしても素晴らしいんだ。すごかったよ。これ以上、望むものはないよね」
ジョン・ボン・ジョヴィはリッチー・サンボラの脱退についてつらい側面もあったと続けている。「自分としてつらかったのは彼の去り際だよね。その結果、ティコ・トーレスやデヴィッド・ブライアン、私と一つの部屋で食事をして、『申し訳ない』と言えるようになるまでは何年もかかることになった」
「残念だった。あれはつらかったよ。でも、彼がボン・ジョヴィのメンバーではなく、一人のリッチー・サンボラになりたかったのだとしたら、そうすべきだよね。メンバーについてはそれを促しているんだ。『外で学んだことを持ち込んできてくれ』というのが自分のアティテュードだからね。それだけが手助けになるわけだから」
ジョン・ボン・ジョヴィは次のように語っている。「だから、理由は何であれ彼は脱退した。そういうことなんだ。でも、非難も擁護するつもりもないよ。もうやる意味もないからね。何年も経った今、まとまらないなら、それは私たちの問題でもないだろ? 彼のことは大好きだよ。脱退したのはつらかったけどね」
2020年、リッチー・サンボラは娘のエイヴァと一緒に過ごすことが必要だったためにボン・ジョヴィを脱退したと説明している。「一緒にいろんなことを経験したんだ。家族にとって心理的なメンテナンスを行う時期だったんだよ。御存知の通り、僕は天使ってわけじゃないけどさ。でも、分かっていたのは、あの頃のエイヴァは僕と過ごす時間が必要だったんだ。家族を第一にしなければいけないわけでさ。それでああなったんだよ」
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