
Photo: GETTY
ニルヴァーナは1990年に行ったライヴの未発表映像がオークションに出品されている。
このライヴ映像は1990年2月17日にメキシコのティフアナにあるイグアナズでニルヴァーナがライヴを行った時に撮影されたものとなっている。
これまで公開されてこなかったこのライヴ映像はボーナムズのオークションに出品されており、10万ドル(約1470万円)から15万ドル(約2200万円)で落札されると見られている。
ライヴ映像は合計で45分強に及ぶもので、ニルヴァーナはデビュー・アルバム『ブリーチ』を引っさげてライヴを行っている。ライヴ会場で使用された2台のカメラから撮影されたライヴ映像が、ソニーのビデオ8のオリジナル・マスターテープ2本に収録されている。
ビデオ・テープのケースには黒のフェルトペンで「ORIGINAL MASTER CAMERA-A」と「CAMERA-B」と書かれたラベルが貼られており、テープ本体には赤のインクで手書きされた「NIRVANA I AND NIRVANA II」と書かれたステッカーが貼られている。
オークションに出品された品にはソニー製ミニDVテープ2本、「両カメラからの未加工映像をデジタル化した完全版、コンサートのプロ仕様編集バージョン、セキュリティ透かし入り編集バージョン、そしてビデオファイルから切り取った静止画」を収録したポータブルSSDハードドライブ、コンテンツと編集に関する米国著作権局登録証がすべて含まれている。
また、イグアナズの2日前に行われた1990年2月15日のラジーズ公演のポスター、1000枚限定だったサブ・ポップの『ブリーチ』のホワイト・ヴァイナルも付属する。
1990年2月17日の公演でニルヴァーナは13曲を演奏しており、カート・コバーンは自作のピンクの「ムスタング」ギターと70年代製のギブソンSGという2本のギターを壊している。
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ニルヴァーナについては先日『MTVアンプラグド』で使われたマーティン D-18Eがロンドンで展示されている。展示されるマーティン D-18Eは2020年にロード・マイクロフォンズの創業者であるピーター・フリードマンによって601万ドル(約9億円)で購入されており、これまでで最も高額なギターとなっている。
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