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ノエル・ギャラガーは亡くなった伝説的なボクサーのリッキー・ハットンに追悼の意を表して、亡くなる数日前まで連絡を取り合っていたと語っている。

先週、リッキー・ハットンはグレーター・マンチェスターの自宅で亡くなっているところを発見されている。享年46歳だった。死因については発表されていないが、警察は事件性があるとは見ていないという。

リッキー・ハットンはノエル・ギャラガーやリアム・ギャラガーと長年の友人で、2008年にラスベガスで行われたポリー・マリナッジとの試合ではリングまで帯同して、チャンピオン・ベルトを運んだことはよく知られている。

リッキー・ハットンは今夏にヒートン・パークで行われた再結成公演にも足を運んでおり、ノエル・ギャラガーは『トークスポーツ』で亡くなる数日前まで連絡を取っていたことを明かしている。

「先週、携帯電話でメールをやりとりしていたんだ」とノエル・ギャラガーは語っている。「ヒートン・パークの公演では何度か会ったんだけど、いつものリッキーの感じだったよ」

「何が起こったのかは分からないけど、彼はメンタル・ヘルスの問題を抱えていて、どうなるかは分からないということだよね。本当に残念だよ。素晴らしいマンチェスター人だったからね。愛らしい奴だった。彼は仲間の一人だった」

ノエル・ギャラガーはリッキー・ハットンと一緒に過ごした日々について次のように振り返っている。「南米でツアーをした時に彼は友人と1週間にわたって付いてきてくれて、その1週間はバンドの一員みたいだったね」

「彼の家族や子どもたち、孫たちにとっては残念だよな。愕然としたよ。でも、彼は素晴らしいキャリアを過ごし、ラスベガスでリアムとベルトを運んだ一晩は最高に楽しい日の一つだった。あんなことができて光栄だったけど、彼とは楽しい夜を過ごしたよ」

「エティハド・スタジアムでまた彼と会えないなんて悲しいよ」

リアム・ギャラガーもリッキー・ハットンに追悼の意を表して次のように述べている。「リッキー・ハットンのことを聞いて、すごく打ちひしがれているよ。彼と知り合いになれて、ベルトを運んだのは光栄だった。安らかに、チャンプ。リヴ・フォーエヴァー」

リッキー・ハットンはオアシスの大ファンで、かつて『デイリー・メール』紙に次のように語っている。「子どもの頃からボクシングの世界チャンピオンになりたくて、マンチェスター・シティのサポーターで、オアシスを聴いていた。でも、2階級で4度チャンピオンになって、エティハド・スタジアムで55000人の前でボクシングをやり、ノエル・ギャラガーやリアム・ギャラガーと友人になれたんだ」

リッキー・ハットンは今年オアシスの再結成について『ベガス・インサイダー』で次のように語っている。「再結成するなんて思わなかったよ。ノエル自身も言っていたように仲違いがあったら終わりだと思っていた。でも、有り難いことにプライドを飲み込んで再結成してくれた。自分も心を決めたよ。昔の曲をやってくれるのが楽しみだね。一緒に曲を作ってくれたら、どんなに素晴らしいだろうね」

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