
Photo: YouTube
ポーティスヘッドは「トゥギャザー・フォー・パレスチナ」で上映された“Roads”のパフォーマンス映像が公開されている。
ブライアン・イーノが主催するチャリティ・コンサート「トゥギャザー・フォー・パレスチナ」は現地時間9月17日にウェンブリー・アリーナで開催され、YouTubeでは生配信も行われていた。
ライヴにはデーモン・アルバーン、バスティル、キャット・バーンズ、グリーンティー・ペン、ホット・チップ、ジェイムス・ブレイク、ジェイミー・エックス・エックスらが出演しており、ブライアン・イーノは「ただ声を上げるだけでなく、私たちが分かち合う人道性を再確認するために協力する」と評している。
ポーティスヘッドのパフォーマンス映像はこちらから。
チャリティ・ライヴのチケット収益(手数料を除く100%)は、英国のチャリティ団体「チューズ・ラヴ」に寄付され、パレスチナ現地で人道支援を行うパレスチナ主導の団体に全額届けられる。
開催にあたってブライアン・イーノは次のように述べている。「私はこれまで50年以上にわたり、幸運にも世界で最も素晴らしいアーティストたちと仕事をしてきました。しかし、その間、私たちの多くがパレスチナについて沈黙し続けてきたことを後悔しています。その沈黙はしばしば恐怖から生じていました。発言すれば反発を招き、扉が閉ざされ、キャリアが終わってしまうかもしれない――そんな現実的な恐怖です」
「けれども今、その状況は変わりつつあります。一部のアーティストや活動家が道を切り開いてくれたおかげでもありますが、何よりも現地で起きていることが、もはや無視できないほど明らかになってきたからです」
「私たちがガザで目撃していることは、謎でもなければ、『理解が難しい』とされる対立する物語のぼやけた集合でもありません。アムネスティ・インターナショナルや国境なき医師団といった数多くの非党派組織がそれをジェノサイドと呼んでいる以上、道徳的な一線ははっきりしています」
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