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ザ・ビーチ・ボーイズが先日亡くなったナンシー・レーガン元大統領夫人へ追悼パフォーマンスとして“Their Hearts Were Full of Spring”をアカペラで披露している。

ザ・ビーチ・ボーイズは、1985年、ロナルド・レーガンの大統領就任式後の舞踏会でパフォーマンスを行っているが、3月7日、テキサス州アビリーンでのライヴにおいてナンシー・レーガン元大統領夫人へ追悼の意を表している。その数時間前、元大統領夫人が94歳で亡くなったことが明らかになっていた。追悼パフォーマンスとしてビーチ・ボーイズはフォー・フレッシュメンの“Their Hearts Were Full of Spring”をアカペラで披露している。ビーチ・ボーイズは1985年の舞踏会でもこの曲を歌っていた。

パフォーマンス前には、1985年の当時の大統領夫人についてマイク・ラヴがコメントしている映像がステージのスクリーンに流された。「愛らしいカリフォルニア・ガールのナンシー。あなたは私たち全員にとってインスピレーションでした。それは政治とは無関係であり、境界線や国境とも関係のないものでした」とラヴは語っている。「このインスピレーションは、皆が共有しいている当然の愛情と慈しみ、そして深く献身的な熱愛から来るものです。彼らの愛は永遠であり、彼らの心にはいつも春がいっぱいです」。次にナンシー・レーガンさんの姿がスクリーンに映し出され、ビーチ・ボーイズは“Their Hearts Were Full of Spring”を歌っている。

パフォーマンスの模様はこちらから。

このパフォーマンスの後、マイク・ラヴは彼らがロナルド・レーガン元大統領の100回目の誕生日となるはずの日を祝うイヴェントでも歌ったことに触れ、その際、ナンシー・レーガンに会ったのが彼女を見た最後たったと述べている。

ロナルド・レーガン元大統領もナンシー・レーガンさんも、在職中にビーチ・ボーイズのファンだと表明しており、元大統領に至っては、ビーチ・ボーイズを「アメリカのバンド」と呼んでいる。彼らは1980年から1982年の間、7月4日にワシントンD.C.のナショナル・モールでパフォーマンスを行ったが、1983年、ロック・バンドが独立記念日にこの場所でパフォーマンスを行うべきではないと信じる内務長官のジェームズ・ワットが同イヴェントを中止しようとしたが、ナンシー・レーガンが彼らを救って、1984年には再びナショナル・モールで750,000人の観客の前で演奏した。

1985年の大統領就任式後の舞踏会で歌うビーチ・ボーイズの映像はこちらから。

現在、ザ・ビーチ・ボーイズとは活動を別にするブライアン・ウィルソンは、4月に来日公演を行うことが決定している。

ブライアン・ウィルソンは同じくビーチ・ボーイズのメンバーであるアル・ジャーディンと、やはりビーチ・ボーイズに在籍していたブロンディ・チャップリンと共に来日公演を行う。

今回のツアーは、ビーチ・ボーイズにとって通算11作目のアルバムとなる『ペット・サウンズ』をブライアン・ウィルソンが再現する最後の機会となっている。

「ここに座って、『ペット・サウンズ』が50年前にリリースされたことを考えると、本当にすごいことだよね」とブライアン・ウィルソンはプレス・リリースで語っている。「僕のバンドでこのアルバムを演奏するのは大好きだし、世界中のファンに演奏できるのを楽しみにしてるよ」

来日公演の詳細は以下の通り。

2016年4月12日(火) 東京国際フォーラム ホールA
OPEN 18:00/START 19:00
TICKET:S席:¥12,500 A席:¥10,500

2016年4月13日(水) 東京国際フォーラム ホールA
OPEN 18:00/START 19:00
TICKET:S席:¥12,500 A席:¥10,500

2016年4月15日(金) オリックス劇場
OPEN 18:00/START 19:00
TICKET:S席:¥12,500 A席:¥10,500

更なる公演の詳細は以下のサイトで御確認ください。

http://bw-japantour.com

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