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ザ・ビートルズのドラマーであるリンゴ・スターは85歳でツアーに出る心境について語っている。
リンゴ・スターは9月10日にシカゴのシカゴ・シアターで行われた公演から北米ツアーをスタートさせている。ツアーは9月27日のラスベガス公演まで11公演が行われる予定となっている。
ツアー開催にあたってミルウォーキー州のリヴァーサイド・シアターで記者会見を行ったリンゴ・スターは今もツアーを続ける理由について言及している。「人々に演奏する喜びを味わうためにはツアーをしなきゃいけない。ライヴで演奏するのは大好きなんだ」
「1989年からツアーをやっているけれど、うまくいっている。僕らはバンドなんだ。僕も含めて、かつてそれぞれのバンドにいた人物が集まっているんだよ」
「そして、今もツアーをしている。ここまで来られるなんて思ってもみなかっただろ? 今も自分の好きなことをやっているんだ」
リンゴ・スターは自身の発言を次のように締めくくっている。「やりたくてやっているんだよ」
リンゴ・スターは先日のインタヴューでも85歳を迎える年齢について自身の見解を語っている。「それは衝撃だね。鏡を見ると、24歳だからね。私は24歳から歳を取らないんだよ」
1989年からリンゴ・スターはリンゴ・スター&ヒズ・オールスター・バンドとしてライヴ活動を続けているが、インタヴューでリンゴ・スターはライヴ活動を続けるエネルギーを維持できていることについて次のように語っている。
「自分のやっていることが好きなんだ。始めた時に母親がライヴを観に来てくれたんだけど、彼女がよく言っていたのは『ドラムを叩いている時が一番幸せなんだろうなと思うの』ということで、母は気づいていたんだね。実際、そうだしね」
同じインタヴューでリンゴ・スターはザ・ビートルズの伝記映画についてサム・メンデス監督に脚本を一部変更するように伝えたことを明かしている。
リンゴ・スターは『ニューヨーク・タイムズ』紙に次のように語っている。「監督には脚本家がいてね。評判のいい素晴らしい脚本家で、いいものを書いてくれたんだけど、モーリンと私には関係ないからね。ああいう感じじゃなかったんだ。『そんなことはしてなかった』と言ったんだ」
修正後の脚本には満足しているとリンゴ・スターは語っている。映画は2028年の公開が予定されている。
「でも、サム・メンデス監督もそうしてくれるんじゃないかな」とリンゴ・スターは語っている。「そうしたら、愛と平和を送るよ」
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