
Photo: Big Brother Recordings
オアシスはウェンブリー・スタジアム公演にて転落死で亡くなった人物の検視結果が明らかになっている。
リー・クレイドンという人物は8月2日にウェンブリー・スタジアムで行われた公演で終演間際に上層階から転落して亡くなっている。
リー・クレイドンの暫定的な検視結果は現地時間9月11日にバーネット検視裁判所でアンドリュー・ウォーカー主任検視官によって公開されている。
ボーンマスの造園師であるリー・クレイドンは転落後、ウェンブリーの医療センターに搬送されたが、22時38分に死亡が宣告されたという。アンドリュー・ウォーカー主任検視官は8月6日に行われた検視で「複数の身体的損傷」を死因と判断したとBBCニュースは報じている。
現在、警察は監視カメラの映像や多数の目撃者による携帯電話の映像も検証しているとのことで、アンドリュー・ウォーカー主任検視官は11月19日にさらに審問を行うとしている。
オアシスは声明で、事件について耳にして「ショックを受けて悲しんでいます」と述べている。「オアシスは犠牲者の御家族と友人に心からのお悔やみを申し上げます」
リー・クレイドンの父親であるクライヴ・クレイドンは息子について「勤勉な家族思いの人間」だったとして、「子どもたちを愛していた」と述べている。「息子は素敵な男で、家族といることが大好きでした。すべてがうまくいっていた。本当に打ちひしがれています」
リー・クレイドンの遺族は家族のために資金を募るゴーファンドミーも立ち上げている。
ウェンブリー・スタジアムのスポークスパーソンは『NME』に次のように語っている。「ウェンブリー・スタジアムは非常に高い安全と健康の基準で運営されており、観客とスタッフの安全に関する法的要件を完全に満たしています。また、ISO 45001規格の認証を取得して、準拠しています。イベント主催者、地方自治体、運動場安全当局、警察を含むイベント開催に関わるすべての関係者と緊密に連携し、会場に来場する人や会場で働く人全員のために、高い安全基準、セキュリティ、サービスを備えたイベントを開催しています」
Copyright © 2025 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.




