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マーキュリー・プライズは2025年の候補作が明らかになっている。
12作品の候補作はBBCラジオ6のローレン・ラヴァーンの番組内で発表されている。
候補作としてCMATの『ユーロ・カントリー』、フォンテインズD.C.の『ロマンス』、パルプの復帰作『モア』、ピンクパンサレスの『ファンシー・ザット』、ウルフ・アリスの『ザ・クリアリング』、サム・フェンダーの『ピープル・ウォッチング』が挙げられている。
他にもFKAツイッグスの『ユーセクシュア』、パ・サリューの『アフリカン・エイリアン』、エマ・ジーン・サックレイの『ウィアード』らが候補に挙がっている。
候補作は以下の通り。
CMAT – ‘Euro-Country’
Emma-Jean Thackray – ‘Weirdo’
FKA Twigs – ‘Eusexua’
Fontaines D.C. – ‘Romance’
Jacob Alon – ‘In Limerence’
Joe Webb – ‘Hamstrings & Hurricanes’
Martin Carthy – ‘Transform Me Then Into A Fish’
Pa Salieu – ‘Afrikan Alien’
PinkPantheress – ‘Fancy That’
Pulp – ‘More’
Sam Fender – ‘People Watching’
Wolf Alice – ‘The Clearing’
今年のマーキュリー・プライズの授賞式は10月16日にニューカッスルのウティリタ・アリーナで開催される。授賞式では候補アーティストのパフォーマンスが披露され、最終的に受賞作が発表される。
マーキュリー・プライズの放送パートナーであるBBCミュージックが授賞式の模様を放送する。
今年のマーキュリー・プライズの対象作品は2024年7月13日から2025年8月29日までにリリースされた作品となっている。CMATの『ユーロ・カントリー』は対象期間の最終日にリリースされている。
昨年のマーキュリー・プライズは授賞式がアビイ・ロード・スタジオで開催され、イングリッシュ・ティーチャーのデビュー・アルバム『ディス・クドゥ・ビー・テキサス』が受賞している。
ロンドン以外のアーティストがマーキュリー・プライズを受賞するのはエディンバラ出身であるヤング・ファーザーズの2014年以来となっていた。
マーキュリー・プライズは今年はニューカッスル市議会ならびにノース・イースト結合行政機構とのパートナーシップの下に開催される。プレス・リリースではニューカッスルは「イングランド北部で文化的中心地としての地位を急速に固めつつある」ために選ばれたとのことで、授賞式は「ノース・イーストの音楽分野にとって画期的な瞬間」になると評されている。
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