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ジャック・ホワイトはバック・カタログの権利をソニー・ミュージックに非公開の金額で売却したと報じられている。

『ハリウッド・レポーター』は契約に詳しい情報筋の話として契約にはザ・ホワイト・ストライプス、ザ・ラカンターズ、ザ・デッド・ウェザー、そして自身のソロ作品に関する権利も含まれていると報じている。

ジャック・ホワイトもソニー・ミュージックも公にはしていないが、契約は今夏に締結されたという。契約はジャック・ホワイトが今後制作する作品には適用されないと見られている。

ジャック・ホワイトはソニー・ミュージックと提携関係にあり、その関係はザ・ホワイト・ストライプス解散後の2012年に自身のレーベルであるサードマン・レコードと締結したパートナーシップに遡るものとなっている。

近年、多くの大御所ミュージシャンがソニー・ミュージックなどの企業にバックカタログや音楽出版権を売却しており、2021年にはブルース・スプリングスティーンが自身の全音楽ライブラリを約5億ドルで売却する契約を結んでいる。ボブ・ディラン、スティーヴィー・ニックス、ニール・ヤングらも同様の契約を結んでいる。

先日、スリップノットもカタログ音源の権利を1億2000万ドルで売却しようとしていると報じられている。米『ビルボード』誌によれば、スリップノットはカタログ音源の権利を売却する契約をハーバーヴュー・エクイティ・パートナーズと締結しようとしているという。この契約は音源の原盤権と楽曲の出版権を包括したものになるとされている。

先日、ジャック・ホワイトはドナルド・トランプ大統領を批判したところ、ホワイト・ハウスから「盛りを過ぎた負け犬」と評されたことを受けて反論している。

先日、ジャック・ホワイトは改装された大統領執務室についてその「忌まわしい趣味」を批判して、「いまや下品で、金ピカで派手な」ものになってしまったと述べていた。

ホワイト・ハウスはジャック・ホワイトの発言を快く受け止めなかったようで、ホワイト・ハウス広報部長であるスティーヴン・チャンは反論して、ジャック・ホワイトについて「キャリアが行き詰まって暇を持て余しているからこそ、ソーシャル・メディアにくだらないことを投稿するオワコンの盛りを過ぎた負け犬」と述べている。

ジャック・ホワイトはすぐさまこれに反論しており、スティーヴン・チャンについて「プロフェッショナルな嘘つき」と評している。

ジャック・ホワイトはエプスタイン文書にドナルド・トランプ大統領の名前があったこと、ゲシュタポのような移民関税執行局の戦術、スーダンやガザやコンゴ民主共和国で子どもが亡くなっていることなどを例に挙げながら、差し迫った多くの問題に対処せず、些細な話題にコメントしたホワイト・ハウスを批判している。

「この政権は、どこまで卑劣で哀れで怒りっぽくなれるのだろう?」とジャック・ホワイトは続けている。「本物のアーティストのフリをしているだって? ドナルド・トランプ大統領は人間のフリをしているんだ。彼こそクリスチャンや指導者や共感を持った人間のフリをしている」

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