Photo: GETTY

マイケル・スタイプは聴き間違えられてきた逸話で知られるR.E.M.の“It’s The End Of The World As We Know It (And I Feel Fine)”の正しい歌詞を明かしている。

1987年発表の“It’s The End Of The World As We Know It (And I Feel Fine)”は早口の歌詞で知られ、長らくファンの間で憶測の的となってきたが、バンド初期におけるスタイプ特有の発音の浅い歌い方によって混乱を招くこととなっていた。

マイケル・スタイプはソーシャル・メディアのブルースカイで、『シンプソンズ』のホーマーが一言も漏らさず歌えると主張するが、誰にも歌えないと言われるミームを投稿して、「自分にはできる」とする投稿を行っている。

I can

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— Michael Stipe (@michaelstipe.bsky.social) 2025年8月31日 2:14

次の投稿でマイケル・スタイプは曖昧で、しばしば聴き間違えられるいくつかの歌詞の正しい歌詞を投稿している。それによれば、「Left of west and coming in a hurry with the Furies breathing down your neck」と「Team by team reporters, baffled, trumped, tethered, cropped, Look at that low playing, fine, then」が正しい歌詞だという。

It’s ‘Left of west and coming in a hurry with the Furies breathing down your neck

— Michael Stipe (@michaelstipe.bsky.social) 2025年9月1日 9:10

It’s “Team by team reporters, baffled, trumped, tethered, cropped,
Look at that low playing,
fine, then

— Michael Stipe (@michaelstipe.bsky.social) 2025年9月2日 3:11

この投稿によってインターネットで最も信頼されてきた歌詞情報源の多くが長年にわたり誤りであったことが明らかになっている。1980年代にI.R.S.レコードに所属していた当時、R.E.M.はアルバムのライナーノーツに歌詞を掲載してこなかったという経緯もある。

“It’s The End Of The World As We Know It (And I Feel Fine)”は1987年発表の通算5作目のアルバム『ドキュメント』に収録されている。本作はインディ・レーベルからリリースされた最後の作品で、1988年にR.E.M.はワーナー・ブラザース・レコードと記録破りの契約を結ぶこととなっている。

ホーマー・シンプソンが“It’s The End Of The World As We Know It (And I Feel Fine)”を歌おうとする動画はこちらから。

今年5月にR.E.M.はジャックナイフ・リーによるデビュー・シングルの未発表リミックスを収録したチャリティEP『レディオ・フリー・ヨーロッパ2025』をリリースすることを発表している。限定のオレンジの10インチは9月12日にリリースされる。

また、R.E.M.は『モンスター』と『ニュー・アドベンチャーズ・イン・ハイファイ』が名盤とヴィンテージの無声映画を組み合わせるプロジェクト「サイレント・シンクド」で取り上げられることも決定している。アルバムは映画『キートンの探偵学入門』と共に上映されるという。

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